第70回マカオグランプリ観戦リポート
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1954年から続くモータースポーツの祭典「マカオグランプリ」。今年は記念すべき70回目を迎え、11月11〜12日、11月16〜19日の2週連続、6日間にわたって開催されました。トレトレ編集部はメディア関係者として現地で観戦・取材をすることができましたので、マカオグランプリの様子をお届けします。
今回、マカオグランプリオリジナルグッズのプレゼントキャンペーンを開催しておりますので、ぜひ最後まで御覧ください。
マカオグランプリを間近で観戦
毎年マカオ特別行政区で開催されている自動車レースの祭典、「マカオグランプリ」の特徴は、通常は一般道として使用されている美しいマカオの市街地が、そのままレーシングコースになることです。下の写真は、グランプリ会場へ行くまでの道で撮影したもの。見事に街中がマカオグランプリ一色になっていますね。
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期間中は、レース会場の外での車や集客イベントが開催されていました。こちらは、最終日に行われたクラシックカーパレードで使用された車たち。本番以外は近くで展示されていて、誰でも楽しめます。
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今年は以前取材をさせて頂いたCCM香港社のご厚意で特別なパドックパスを手に入れることができましたので、通常では味わえないモーターレース独特の魅力に触れた6日間を過ごせました。
こちらがパドックパスです。今回、CCM香港社がメインスポンサーとなったため、特別にピットまで入ることができました。
ちなみに、マカオグランプリの通常のチケットは日時や場所によって異なります。
一番安いチケットで13USD(約2000円)、一番高いチケットはリスボアベンドスタンドの土日のチケットが128USD(約2万円)だそうです。
マカオグランプリ会場、到着
早速パドックへ向かうことにしました。パドックパスを使うと、ピットの裏のパドックを自由に行き来して、レースクイーンと写真を撮ったり、出走前後の車の近くまで行くことが出来ます。
トレトレでおなじみのタンク将軍と酒匂さんと一緒に観戦させていただきました。
CCM香港社が「SJMセオドールプレマレーシング」の公式スポンサーを務めていることもあり、その先のピットも見学させてもらえました。レース中もピット内でチームの方たちと一緒に観戦できます。
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またスポンサードによる関係で、今年はメディアパスを1枚取得することが出来たので、一般の人は入れない、コース上に設けられたプレス専用撮影スポットや、開会式、表彰式の写真も絶好のスポットで撮影することが出来ました。
「第70回マカオグランプリ」スタート
マカオグランプリ70周年記念ということで、11月11日~12日、16日~19日の2週開催となりました。CCM香港社が公式スポンサーの「SJMセオドールプレマレーシング』にフォーカスして、フォーミュラ4(F4)とフォーミュラ3(F3)の様子をお届けします。
フォーミュラ4 (F4)
1週目(11月11〜12日)に行われたレース『フォーミュラ4(F4)』では、「SJMセオドールプレマレーシング」のレースカーがワンツーフィニッシュで表彰台を飾りました!
優勝 #23-Arvid Lindblad(アービッド・リンドブラッド)選手
2位 #11-Charles Leong(チャールズ・レオン)選手
3位 #27-Freddie Slater(フレディ・スレーター)選手
出走前のピットの様子です。今回表彰台を獲得した3名の選手が乗る「SJMセオドールプレマレーシング」のレーシングカーが並んでいます。よく見ると、機体の横には選手の名前、チーム名、そしてCCM香港社のロゴが入っています。
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選手、スタッフの方たちがレース前の最終調整を行っているようです。
写真は2位を獲得した、チャールズ・レオン選手です。笑顔でリラックスしていますね。
予選では4位入賞したレオン選手は、決勝では3位スタートしました。決勝では素晴らしい走りを見せてくれて、2位を獲得しました。
フォーミュラ3 (F3)
フォーミュラ3に出走した選手を紹介します。
「#9-Gabriele Minì(ガブリエレ・ミニ)」選手(写真右)はフランスのF1チーム、アルピーヌが運営するレーシングドライバー育成プログラム「Alpine Academy」に今年から参加しています。また2024年シーズンもプレマレーシングでのF3参戦を発表したばかりで、今後が期待されるドライバーの一人です。
同チームの「#8-Dino Beganovic(ディーノ・ベガノヴィッチ)」選手(写真左)は、予選は4番手に終わりましたが決勝レースでは2列目からスタート。
同じくチームメイトの「#10-Paul Aron(ポール・アロン)」選手(写真中)は、厳しい予選のなか14番手に終わりましたが、決勝ではオープニングラップで7つも順位を上げました。
2週目(11月16〜19日)に行われた「フォーミュラ3(F3)」では、ミニ選手が予選で良いポジションを獲得し、決勝レースを2列目からスタートしました。
「SJMセオドールプレマレーシング」の選手が2・3・4位と並ぶ奇跡の一枚です。残念ながら、この後クラッシュが続き、ベガノヴィック選手とアロン選手はリタイアとなりました。幸いにも二人とも無傷でした。
レッドフラッグでレース中断から、セキュリティカー先導でスローダウンを強いられ、プレッシャーと期待を抱える中、ミニ選手は決勝を3位で終え、表彰台を飾ることができました。
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マカオグランプリを彩るレースクィーン
マカオグランプリのもう一つの楽しみといえば、各国から集まるレースクィーンです。各チームカラーを彩った衣装をまとったレースクィーンたちが集まり、毎年恒例でもある撮影会が行われました。
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取材後記
新型コロナウイルスの影響で過去3年間マカオに入境出来ず、4年ぶりに現地観戦がかなった今回のマカオグランプリ。
CCM香港社がメインスポンサーのおかげで、今回はメディアパスも手に入れることができました。通常では観覧できないような近い位置からレースを見ることができ、撮影も可能でした。終わってからもレースの興奮がしばらく収まりませんでした。
コロナ明け初の大会ということで、IR(統合型リゾート)を中心に多くの協賛が行われました。今大会をきっかけに、来年以降は協賛が復活し、かつての人気と輝きが戻ってくることを期待しています。とても楽しみですね。
来年、またメディアパスが取れるかはわかりませんが、ぜひ取材したいと思います。
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