鈴木雅光の「奔放自在」

鈴木雅光の「奔放自在」
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投資信託には市場規模に応じた適正サイズがある
2025/03/21投資信託の「繰上償還リスク」とファンドの適正サイズについて解説。純資産総額が小さすぎると繰上償還のリスクがある一方、大きすぎると運用成績悪化の可能性も。投資対象市場の規模に応じた適正サイズの重要性と口数計算方法を鈴木雅光が詳しく説明します。
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暗号資産の有価証券化で何がどう変わる?
2025/02/28金融庁が暗号資産を有価証券に並ぶ金融商品として位置づける検討を開始。実現すれば税制が変わり、ETF組成も可能になるなど、暗号資産市場に大きな変化が起きる可能性がある。
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インデックス運用vsアクティブ運用
2025/02/21このところ、インデックス運用とアクティブ運用のどちらが良いのか、といった二項対立的な議論をよく耳にします。
「長期的に見れば、アクティブ運用のパフォーマンスはインデックス運用のそれにかなわない」
「インデックス運用ばかりになると価格発見機能が失われる」
「インフレ局面においては、アクティブ運用が優位になる」
といった議論が、そこかしこで行われています。
恐らく、初めて資産運用をする人からすれば、「どっちがいいの?」と悩んでしまうかもしれません。
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J-REIT 買い越しに転じる個人投資家
2025/01/31J-REIT市場は冴えない展開が続いています。2024年中、配当込み東証株価指数は20.45%の上昇となりましたが、配当込み東証REIT指数は▲4.04%でした。
予想配当利回りは5.16%まで上昇し、10年国債利回りとの乖離を示すイールド・スプレッドは4.07%まで広がっています。通常、イールド・スプレッドが3%まで広がると、J-REITの買いが進むと言われているだけに、5%超まで拡大してもなお、東証REIT指数が下落を続けるのは、それだけ地合いが悪いことを示しています。
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金利上昇に強い資産、弱い資産
2025/01/10前回のコラムで、2025年は金利上昇局面にあるとはいえ、それほど大きな利上げは行われないという話をしました。日本銀行は2016年から、政策金利である無担保コール翌日物の誘導目標をマイナス圏に維持していましたが、2024年1月に0.10%に、同年7月には0.25%へと引き上げてきました。
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2025年は金利上昇局面入り?どう読み、どう行動するか
2024/12/272025年の金利動向を予測し、投資家がとるべき行動を解説。日銀の金融政策の変遷、インフレ率の推移、そして米国新政権の影響まで、総合的な分析から今後の展望を示します。
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2024年投資信託3大ニュース
2024/12/182024年、日本の投資信託業界は大きな転換点を迎えました。NISA制度の抜本的改革、インデックスファンドの急成長、そして運用会社の事業撤退—これらの出来事が投資の新たな潮流を示唆しています。果たして、この変化は投資家にどのような影響をもたらすのでしょうか。
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S&P500は本当にダメなのか?
2024/11/29「S&P500は終わった」と言われても、冷静に検証すれば見えてくる本当の姿とは。厳格な銘柄選定基準、過去の予測と実際の乖離、そして安定的な成長の秘密。ゴールドマン・サックスのストラテジストの予測を丁寧に紐解きながら、インデックス投資の本質に迫ります。
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新規設定のアクティブファンドを買ってはいけないワケ
2024/11/15投資信託にはさまざまな種類があります。そのため投資対象や、運用スタート後に追加購入できるかどうかなど、いくつかの観点から商品分類が行われているわけですが、このうち運用手法の違いで分類すると、インデックス型とアクティブ型に二分されます。
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オフィス事情は回復しても低迷続きのJ-REIT
2024/11/01東京のオフィス市況が徐々に回復してきています。
オフィスを中心とした不動産会社、三鬼商事のオフィスレポートによると、東京ビジネス地区(千代田区、中央区、港区、渋谷区、新宿区)の平均空室率は低下傾向をたどる一方、平均賃料は徐々に上向いてきています。