若林栄四 ニューヨークからの便り wakabayashi

旅の教訓 – 見知らぬ親切に潜む危険

2024/12/03

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11月30日ポルトガルのポルトからスペインのバルセロナに飛ぶ。

9日間のポルトガルは大変有益であったとともに、ポルトなどたとえようもなく美しい街を散策する楽しみを与えてくれました。

ポルトの町の歴史地区は、世界遺産に指定されている美しい所で、パリには及ばないが建物の美しさは、まさに比類なき壮観でした。

12月1日バルセロナでサグラダ・ファミリアを見た後ホテルに帰る途中で、ビルディングから冷たいものが落ちてきて、筆者のジャケットに降りかかりました。後ろを歩いていた男が、注意をしてくれたのですが、彼は手にウェット・ティッシュをもって、盛んに筆者のコートをきれいにしてくれようとしました。筆者は中年の男がウェット・ティッシュなど持っているのはおかしいと考え、あまり感謝もせず、自分でもっている袋を道端において、ジャケットをきれいにしようとしましたが、油断はしていませんでした。家内は盛んにその男に感謝していましたが、筆者は警戒を緩めませんでした。案の定その男の息子と思しき少年が、小生が路上に置いた袋を勝手に持って逃げようとした。小生が一喝すると、彼は袋を置いて逃げていきました。と同時にうるさく付きまとっていた中年男も消えました。

これはビルの上から冷たい汚物を投げた人間、ウェット・ティッシュの親父、少年は3人組のひったくり犯であることの証明であると筆者は考えましたが、家内は親切をしようとしていた人達なのに泥棒扱いするなんて、よくないと小生を非難しました。

典型的な性善説の日本人的な反応で、これだから日本人はカモにされるのだと思いました。

ジプシー親子の芝居に引っかかるのは日本人ぐらいのものでしょう。変に親切な人間がいたら警戒するのがワールド・スタンダードです。

おかげでジャケットはどろどろに汚れ、新しいものを買う羽目に陥りました。バルセロナも美しい街ですが、歩くときは要警戒でスマホをさらわれないようにしないといけないといわれてきました。

筆者は見知らぬ街をグーグルマップ片手にサーフィングするのが趣味ですが、スペインでは気を付ける必要がありそうです。

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プロフィール

わかばやし・えいし
若林栄四

1966年東京銀行(現、三菱UFJ銀行)入行。シンガポール支店、本店為替資金部及びニューヨーク支店次長を経て勧角証券(アメリカ)執行副社長を歴任。現在、ニューヨークを拠点として、ファイナンシャル・コンサルタントとして活躍中。

【著書】
・黄金の相場予想
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