2024米大統領選:激戦州が左右する接戦
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10月1日に米国副大統領候補のディベートがあり、これであと1カ月これといったイベントはない。
相変わらずネックアンドネックの大接戦である。
今のところの後1カ月の状況を見ると、まず7州のスウィング・ステートが互角とは言え若干の色付けがある。
大統領選を決定するのは、各州の選挙人の合計が270に達した方が勝利する。全米で538人の選挙人の過半数をせいすることになるからである。
7州のスウィング・ステートを除く、両陣営の色付けは民主党は226人を確保している。共和党は219人を確保している。確保というのはまず間違いなく、これらの州はブルー(民主党)であるかレッド(共和党)あるというものを足し上げたものである。
民主党はあと44人の選挙人を確保すれば勝利、共和党はあと51人を取れれば勝利となる。
今のところこのスウィング・ステートの色分けは、事前のポールでペンシルバニア(19人の選挙人)は1ポイントの差でブルー。ジョージア(16人)は2ポイント差でレッド。ノース・カロライナ(16人)は1ポイント差でレッド。ミシガン(15人)は2ポイント差でブルー。アリゾナ(11人)は2ポイント差でレッド。ウィスコンシン(10人)は2ポイント差でブルー、ネヴァダ(6人)は1ポイント差でブルーである。
このポールが正確に投票行動を読み切れることはまずないので、この1-2ポイントの差というのはあってなきがごときものである。
しかし民主党は既にある226人に、スウィングステートのブルー票50票を加えると276人の選挙人を獲得、共和党は262人で民主党の勝利が決定する。
共和党が勝つためには、ペンシルバニアを逆転することが必要である。
一番直近のポールでは、ノース・カロライナがブルーになりかけているという状況もある。同州がブルーになれば、民主党がペンシルベニア州を取れなくても273人の選挙人獲得で、勝利する計算ができる。
あと1カ月の勝負はもちろん予断を許さないが、歴史を振り返ると過去黄金律16年ごとに民主党は大統領選を制している。
1944年フランクリン・ルーズベルト、1960年JFケネディー,1976年ジミー・カーター,1992年ビル・クリントン、2008年バラク・オバマと来ている。今度は24年でオバマの16年後ということで、民主党勝利の順番である。色々選挙の分析をしてみてもどうしてもわからないほどの接戦の今回では、この歴史の教えるところに頼らざるを得ない。
カマラ・ハリスが初の女性大統領に当選するのは筆者の中ではまず間違いない。
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