今回こそ米株の天井
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9月3日レイバー・デイ明けのNY株式市場は、SP500 が2.1%、NASDAQ総合が3.3%の急落となった。
NYダウはそれでも1.5%の下落にとどまっている。
米国株式市場は、基本的に、2006年からgrowth株(主にハイテクーNASDAQ)対value 株(ブルーチップーNYダウ)の株価比率すなわちGV相対株価が上昇を24年7月まで上昇を続けてきた。そのGV相対株価が、天井をつけて急落したのが、7月11日から8月5日にむけてのNASDAQの18671から15708への15.8%の急落である。
その後FRB議長パウェルの、ジャクソンホール談話による、利下げ確定の話、あるいは8月28日のNVIDIAの決算発表に向けて、相対価格は急速に戻したが、決算発表後は、決して7月の高値には届かず、9月に入って、相対価格は急落を見せている。
問題はこの7月11日の相対価格の水準は、2000年3月の相対価格の水準とほぼ並ぶ水準であった。
2000年3月はいわゆる第1次ITバブルの頂点である。ということは今回はその史上最高水準のITバブル時と並ぶ、growth 株の大天井であったことが考えられる。
今回はAI特にNVIDIAの上昇が米国株全体を押し上げた、第2次ITバブルということが出来よう。
なぜ今回の下げが本格的な下げの始まりといえるかというと、相場が天井をつけるときは、まず間違いなく、SP500とナスダック、あるいはNYダウが違うときに高値を付けることである。
第1次ITバブルの時はNYダウは高値2000年1月14日、ナスダック2000年3月10日、SP500、3月24日とそれぞれ違うタイミングで高値を付けている。
今回はナスダック 7月11日、SP500 7月16日、NYダウ 8月30日、とそれぞれ違う日に天井をつけている。
それが株式全体の大天井の形である。そのNYダウの新高値、7月18日の高値41376ドルを超える41585ドルを8月30日につけることにより大天井の形成が完成したのである。
それが証拠に翌営業日の9月3日に相場は急落して、大天井形成を宣言している。
今週は雇用統計、再来週はFOMCとイベントはあるが、相場の形は既に決まったので、いろいろなイベントをこなしながら、相場は急落する時間帯に入ったものと見ている。
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