トランプが負けたとしても
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米国大統領選挙は。民主党大会が終わり、あと69日の混戦をだれが制するか。
黄金律の信奉者である筆者は、今年の選挙は民主党の勝利となると見ている。
問題は民主党勝利となった場合、トランプがおとなしく負けを認めるかどうかだろう。
自分が勝てば正しい選挙、自分が負ければ不正選挙というのがトランプのやり口なので、トランプを負かしても、おとなしく負けを認めることはないだろう。
よほど圧倒的に民主党が勝たないと、トランプが2021年1月6日の暴力事件(議事堂乱入事件)のように、暴力で権力の移譲を妨げる事態があり得る。
まさに民主主義の危機である。
幸いにして今回は黄金律で見て、民主党の勝利だろう。
過去16年ごとに民主党が大統領選は制してきている。
1944年ハリー・トルーマン、1960年J・F・ ケネディー、1976年ジミー・カーター、1992年ビル・クリントン 2008年バラック・オバマそしてそこから16年目の2024年は黄金律で見て民主党の勝利、カマラ・ハリスが大統領となるはずだ。
トランプの敗退で、2016年からのトランプ現象が消滅するかどうかは難しいが、親分が負けて牢屋にでも入れば、下手するとトランプ現象は、雲散霧消と消え去るかもしれない。
そうではなく、白人非大卒男性の不満率は高いので、トランプは今までの共和党に対するコントロールを失わないという説もある。
之こそまさに史上最悪の大統領が残した負の遺産ということで、共和党は党の存立の危機を迎えるだろう。その結果まともな共和党に変身することになればよいが。、トランプ万歳を叫んでいる共和党所属議員の大部分は、どのように身を処するか早く見てみたい。
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