「米金利下げは株買」は通用しない
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7月31日のFOMCで、9月には利下げが始まる見通しが強まったという、いつものウォール・ストリ
ートのナラティブ(芝居のセリフ)で米国株はNYダウ430ドル高まで見たが、31日の引けにかけては売られ、結局99ドル高で引けた。
その翌日8月1日は40916ドルの寄り付きから、40219ドルの安値まで600ドルを超える下げを見てい
る。
つまり、FOMCの金利下げは差し引き600ドルの下げを見た結果になる。
金利下げは株買いというナラティブは半日だけ効果があり、結局は何の意味もなかったことになる
。
要はこのナラティブの金利下げ株買いは通用しないところまで株高が進んだということになるだろ
う。
8月2日の雇用統計でもどんな数字が出て、株価が上げようとしても、上がらないところまで来てい
ることになりそうだ。
逆に株弱材料が、雇用統計で出るならば、相場は一気に急落に転じる構えである。
日々の材料に一喜一憂するのは馬鹿げている。相場は上がらなくなったら下げしか残されていない
。
どんなナラティブでも上がらないのである。
NYダウ以外のNASDAQとSP500 はとっくにその段階に達し、徐々に下げ幅を広げているが、NYダ
ウはこれからである。
ウォール・ストリートや兜町のナラティブに騙されることがないようにしよう。
この人たちは株が上がればもうかる人たちなので、株が上がる話しかしないのである。
少なくとも来年初までは大幅な株安となりそうだ。
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