民主党の進む道
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先週の本欄で、米国大統領選挙のディベートが6月27日に行われるが、よほど大きな失敗をしない限り選挙に大きな影響は与えないだろうと申し上げた。
その大きな失敗が実現してしまった。バイデンのパーフォマンスはだれが見ても、彼の老齢懸念をさらに不安にさせる内容であった。
ディベートが始まって15分ぐらいで、これは酷いと思った。1時間半の全予定を、見続けるのは苦しかった。
もともと話が上手な人ではないが、それにしても、しどろもどろで意味不明の発言も多かった。
これを見て、とてもこの人は2028年まで2期目を全うできるとは思えないというのが衆目の一致するところであろう。
筆者はもともとバイデンが2020年の選挙に出馬するのにも反対であった。
全くさえない老人である彼が、選挙でうまく行けるとは思っていなかったが、相手がトランプなので、何とかバイデンが勝った。
その後意外にもバイデンは大統領として、能力を発揮し、重要が法案を議会で通す力を示した。
それは過去3年半の実績である。
問題はこれからさらに4年の激務が待っている2期目に大統領としての職責を果たすことが出来るかというとディベートを見た限りでは到底無理である。
7月3日にも我が家へのバイデン・キャンペインからのテキスト(ショートメイル)で自分は、出馬をやめない。引き続き選挙戦を続けると誓っている。
絶望的な状況であるが、NYタイムズの記事によると、バイデンは一部の内部の幹部に出馬辞退を検討しているとの報道がある。
明らかにNYタイムズの報道は正しいだろう。
81歳の老人がディベートで失敗したものが、これから急に頭が若返って、シャープになるというのはあり得ない話である。老人の衰えは一直線で来るもので、波動でよくなったり悪くなったりするものではない。その一直線に来るのも、どこかの時点からはっきりするものである。
今回はまさにその例で、次のディベートでうまくいくというのは民主党幹部の希望に過ぎない。
つぎはもっとひどいことになるだろう。
ここは新しい有望な人材を選んでバイデンに置き換える必要がある。
勿論時間の制約はあるが、このまま座して敗戦するよりは、チャレンジしてその結果敗れることになっても、その後の運気の運びが違ってくる。
万が一(というよりも結構そうなる可能性が高い)、新しい候補者に対する支持が盛り上がり、78歳のトランプを打ち破ることも考えられる。
座して敗戦を待つのは最悪である。逆境を跳ね返すにはチャレンジしかないのである。
新しい候補者を選んで8月19日からの民主党大会で決めて、あとは民主党の全力を挙げて11月5日の選挙になだれ込む、これしかないだろう。
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