米国景気がいよいよ弱まる
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米国CPI が発表になった。4月の数字は3.4%の前同月比の上昇であった。
数字が午前8時半の発表で、午前9時半の市場開始前から株の先物が上昇している。
ブルームバーグに言わせると、インフレ率が落ち着いたので利下げの希望が相場を押し上げていると
している。
たった1カ月のCPIの数字で無理やり相場を説明しようとする愚かさには驚かないが、何かが変わり
つつあることは確かである。
例えばドル・円は5月14日の156円77銭の高値から一時154円台まで下げている。
これは筆者の予想では5月10日が、22年10月21日の当時のドル天井151円94銭からの81週目の正中
点であったので、そのあたりから円高にシフトするはずという予想通りの展開である。
レベルも円最高値75円53円に一番強力な四半期足54度の交差点の80円90銭を加えた156円43銭が大
事なレジスタンスと見ていたが、14日の引け値は156円42銭とこれも美しい。
米国の長期金利が下がり始めるのも22年10月21日が金利ピークであったので同じ81週の日柄で下が
り始めている。
今回の動きで確かなことは米国長期金利が下げに変わり始めていることである。
その背景は、はっきりしないインフレではなくて、リテール・セールスの不振に代表される、米国
景気のスローダウンである。
このCPI を見てウォール・ストリートは燥いで新値をつけたりしているが間違いである。
]これはインフレの鎮静化ではなく、デフレの始まりなのである。
米国株は売り、米国長期金利低下、ドル安円高の進行がこれからの市場の主要テーマである。
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