金利の波乱がもたらすチャンスとリスク
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17世紀初頭、ヨーロッパ世界は、南米植民地から大量に供給された銀を本位とする大量の貨幣供給でマネーがじゃぶじゃぶになり、1619年イタリアのジェノヴァ(当時はヨーロッパの先進国はイタリア)で1.125%という低金利が出現、これが文明世界史上最低金利として記録されている。そのカネ余りの状況は、のちに1637年のチューリップ・バブルをオランダで生み出したが1618年からの30年戦争でヨーロッパは戦乱に巻き込まれ、1619年以降は徐々にインフレ傾向となり金利が上昇し始めた。
さてその1619年からの黄金律365単位の365年後の1984年5月に米国長期金利は10年物13.95%の2番天井を記録し、明らかに17世紀からの日柄の正当性を印象付けた。
1984年以降米国は長期のディスインフレが継続、2020年3月まで金利の低下を見るに至った。最低金利は10年物で0.31%と1619年の記録を下回る史上最低金利であった。
その1984年5月30日からの38.625年(618÷16)の正中点は2023年1月16日であった。その約3か月前の22年10月21日に米国10年物金利は4.335%で天井を付けた。
FRBは5月まで短期金利を引き上げているが、長期金は4.335%を超えることはなかった。
つまりこの38.625年の日柄である1月16日が大事なタイミングであった。
1619年からの(404.5年=1618四半期)というのは1619年から1618四半期と美しい。161.8単位は黄金律の最も基本の数字である。
1619年からの404.5年というのは2023年6月にあたり1618という日柄が何か大きな事件を引き起こすタイミングになりそうな気がしている。
エコノミスト集団のFRBは経済学という間違った方法論で経済の先行きを占っており、この人たちが決定的に失敗を引き起こすタイミングは近い。
この失敗は5年単位で米国経済に大きな災厄をもたらすだろう。
米国株価の底打ちは2028年、金利も28年に向けて大低下、さらにドル円も28年に向け大円高のシナリオが正解だろう。
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