金の動き出しの遅れ
2023/02/14
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相場の日柄で見ると、2020年8月7日の高値2065ドルからの132週目(95.5+36.5)が今週となっている。相場は133の時間から動き出すことが多い。
また昨年3月8日の高値2078ドルからの50週目は来週となっている。
もう少し遠い所から見ると、2015年12月3日の安値1045ドルからの短月92.7カ月(30.9×3)は、月足で正中点23年1月14日‐21日となっている。
2月2日の高値1955ドルが、この92.7カ月の日柄の遅れてきたものだとすると、これからの調整場面は思ったより厳しいかもしれない。
米国長期金利の調整は23年3-4月まで続くとみると、その間金相場の大幅上昇は難しくなりそうだ。むしろ今見えている1840ドル近辺のサポートは切れて1780ドル辺りまで調整が大きくなることも考えられる。
週足で1850ドルを切ってくると、1700ドル台の目が出てくる。
相場はいずれにせよ押し目買いだと思われるが、金利の状況を見ると焦って買う必要はないだろう。十分ひきつけて3月中旬辺りから買いに入りたい。
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