27日のハンセン指数は0.41%高、弱いながら自律反発続く!!
> 無料でFX口座を開設して、お米かお肉をゲット!
中国株投資家のみなさん、こんにちは。
27日(木)のハンセン指数は高寄り後、終日売り買い交錯となりました。
終値は0.41%高、2万3578.80ポイントで引けました。

27日(木)の中国企業指数は0.27%高で引けました。

参考として、2024年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。

ハンセン指数は19日(水)、終値ベースで2022年2月17日以来となる約3年1か月ぶりの高値を記録した後、押し目を付けています。
25日(火)には2.35%安と売り込まれましたが、前回の押し目における場中安値は割り込んでおらず、26日(水)、27日(木)と弱いながら自律反発しています。
当面、下値のめどは2万3200ポイントあたりが意識されており、それを割り込まなければ上昇トレンドは維持されると考えます。
メインボードの売買代金をみると、高値を付けた後の急落局面となる20日(木)、21日(金)が順に2949億香港ドル、3391億香港ドルであったのに対して26日(水)、27日(木)は1998億香港ドル、2286億香港ドルと大きく減少しています。
足元ではここから下を売り込もうと考える投資家は少なく、材料待ちといった状況です。
中国株市場では現在、当局による消費拡大策で恩恵を受けるセクター、AI+関連セクターが大きなテーマとなっており、それらを深堀しながら循環物色が続いているといった状況です。
足元の悪材料として一番気になるのはやはり、トランプ政権による対中強硬策、追加関税政策による投資家離れ、景気悪化懸念でしょう。
27日(木)は引き続き、追加関税政策で影響を受けにくいディフェンシブセクターに資金が流入しました。
特に目立ったのはバイオ医薬関連でした。
信達生物製薬(01801)が17.41%高、訊飛医療科技(02506)が17.28%高、ウェイガオ・グループ(01066)が15.10%高、四川科倫博泰生物医薬(06990)が12.32%高、愛康医療(01789)が11.03%高と大きく買われています。
医薬品製造開発受託に注目する内外のアナリストが増えています。
AIの活用によって研究開発期間が短くなるのではないか、開発コストが小さくなるのではないかといった主張です。
また、グローバルで創薬プロジェクトの資金調達活動が活発になっており、資金面で有利な状況だといった見方もあるようです。
そのほか、決算発表に絡み、華新セメント(06655)が7.19%高、中国龍工(03339)が6.49%高と大きく買われています。
現在のディスクロージャー制度では事前に会社側による利益予想の修正が出るので、決算そのものが大きなサプライズとなることはほとんどありません。
前者は不動産開発が依然として弱含みの中、投資家の間で業績底打ちを探る動きがあり、後者は売上は低迷が続くものの、利益率が改善しています。
当局による積極財政政策の効果を期待した買いが入っているとみています。
また、国家による出生率を高める政策による恩恵が意識され、乳製品の一角が買われています。
原生態牧業(01431)が6.12%高、中国蒙牛乳業(02319)が5.63%高と上昇しています。
> 無料でFX口座を開設して、お米かお肉をゲット!