24日の上海総合指数は0.15%高、材料難の中、反発!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
24日(月)の上海総合指数は前場、先週末終値を挟んでの狭いレンジでの値動きとなりました。
後場に入り、売りに押される展開となったのですが、大引け前にまとまった資金が流入し戻しており、終値は0.15%高の3370.03ポイントで引けました。
セクター別では、旅行ホテル、非鉄金属などが買われました。
一方、電子部品の一角、軍事関連、教育などが売られました。

24日(月)の創業板指数は0.01%高となりました。

24日(月)の上海50指数は0.67%高となりました。

先週の上海総合指数は18日(火)、終値ベースで昨年12月12日以来となる高値を記録したのですが、その後は3日続落、一旦押し目を形成しました。
24日(月)も大半の時間が弱含みの相場だったのですが、引け間際になって押し目買いが入った格好となりました。
日足は長めの下髭を付けたごく短い陽線となりました。
上海、深セン両市場の売買代金は1兆4507億元で、先週末よりも1000億元ほど減っています。
大引け前に何か買い材料が出たということではなく、ここから下を更に売ってくる弱気の投資家は少ないということなのでしょう。
AI+絡みのセクターへの循環物色も、両会絡みの政策情報に関する物色もひと段落しており、手掛かり材料に乏しい中で、旅行関連セクターが買われました。
峨眉山旅遊(000888)、天府文旅(000558)がストップ高、長白山旅遊(603099)が6.92%高と急騰しています。
4月4日(金)の清明節休暇を前に、オンライン旅行サイトでは関連情報の掲載が始まっています。
休暇自体は三連休と短いのですが、3月18日現在、国内線チケット予約枚数は前年同期比約12%増の105万枚超、海外は約24%増の48万枚超と好調です。
政策面では16日に発表された「消費振興特別行動方案」の中で“年休や長期休暇制度の活用を促し、休暇ピークの弾性を実現させる”、“一定の条件の整った地方における小中学校の春秋休暇設置に関する実質的な調査実施を奨励する”といった文言があり、具体的には湖北省利川市が「春休暇を2日間加えることで、清明節休暇を5連休とする」と発表しています。
他にも、こうした休暇の追加を実施する地域が出てくるのではないかといった思惑があります。
また、株価上昇はそれほど目立たないのですが、セクターに流入する資金量データをみると、銀行、保険といった大型株、非鉄金属、化学工学といったオールドビジネスに資金が向かっています。
材料難が窺えると同時に、株価安定化操作が行われた可能性も垣間見られます。
これから2024年12月期決算発表が本格化するのですが、業績面からの好材料を期待したいところです。
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