17日の上海総合指数は0.27%高、AI関連の物色深まる!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
17日(月)の上海総合指数は高寄りしたものの、その後は狭いレンジでの売り買い交錯となりました。
終値は0.27%高の3355.83ポイントで引けました。
セクター別では、教育、医療サービス関連などが買われました。
一方、映画関連、貴金属などが売られました。

17日(月)の創業板指数は0.51%高となりました。

17日(月)の上海50指数は0.14%高となりました。

春節明け以降、DeepSeekが登場し、各社が競ってAPI連携し始めたことで、AI関連が川上から川下まで広く物色されました。
ただ、先週後半から17日(月)にかけての上海総合指数は上値が重くなっています。
テクニカルには、昨年12月後半の相場が崩れる前の水準に差し掛かっており、この辺りは戻り売りが出やすい水準です。
ここを超えて大きく上昇するには、新しい材料の出現が待たれるところです。
もう少し長めの視点でいえば、この先上昇が期待できそうな感もあります。
外資による中国株に対する評価がポジティブに変わってきました。
財聯社が2月17日に伝えたところによれば、ゴールドマンサックスはAIの広範な応用によって中国企業のEPSは今後10年の間、一年あたり2.5%引き上げられるだろうと予想。上海深セン300指数の12か月先の予想をそれまでの4600ポイントから4700ポイントに引き上げました。
これは現在の値から19%高い水準です。
DeepSeekR1の登場やそのほかの中国AIモデルの出現などにより、中国株全体のバリュエーションが15~20%引き上げられ、2000億ドルを超えるファンド資金が流入するだろうとも予想しており、ハンセンハイテク指数、中証1000指数などが代表指数だとしています。
テーマとしてはビッグデータ、クラウド、ソフトウエア・アプリケーション開発などが有望だと強調しています。
セクター別では、AI関連の循環物色が一巡しつつある中で、AI導入による医療サービスや教育の質が上がるとの見通しから関連セクターが急騰しています。
医療サービス関連では美年大健康産業控股(002044)、成都市貝瑞和康基因技術(000710)、教育関連では国新文化控股(600636)、江蘇伝智播客教育科技(003032)がストップ高まで買われています。
医療サービス関連についてはDeepSeek導入により、健康管理、医療データ分析、診断補助、医療保険支払いに至るまで、医療サービス機関のサービスの質が高まるとの見方です。
撮影された映像の解析、製薬、手術用ロボット、臨床における治療方法の決定といった分野では既にAIが広く普及していますが、そうした部分においても、AIのレベルアップがそのまま医療サービスのレベルアップにつながると多くのアナリストたちが予想しています。
教育関連については、AIによる教育の情報化が大きく進み、関連の情報サービス機関に大きなビジネスチャンスが生まれるといった見方です。
なお、習近平国家主席は17日午前、民間企業経営者の集まる座談会に出席、講話を行いました。
本土マスコミはこれを午後には報じていますが、特に材料視されることはありませんでした。
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