16日のハンセン指数は1.23%高、家電が買われる!!
> 無料でFX口座を開設して、お米かお肉をゲット!
中国株投資家のみなさん、こんにちは。
16日(木)のハンセン指数は高寄り後上昇したものの上値は重く、終日狭いレンジでのもみ合いとなりました。
終値は1.23%高、1万9522.89ポイントで引けました。
16日(木)の中国企業指数は1.24%高で引けました。
参考として、2024年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
ハンセン指数は13日(月)に一旦底打ちすると、その後3日続伸となりました。
NYダウが13日(月)以降、急反発しています。
本土関連でとりわけ好材料があったというわけではなく、欧米機関投資家のリスク許容度の高まりが素直に影響したとみています。
ただ、17日(金)には2024年10-12月期のGDP、12月の月次統計の発表を控えています(お詫びと訂正:13日のブログ-ただし訂正済み-では統計の発表日を15日(水)と記載しておりました。申し訳ございません)。
また、テクニカルにみれば、このあたりは戻り売りが結構出てきそうな水準でもあります。
さらに20日(月)には米国新大統領の就任日となり、動きにくいところでもあります。
セクター別では家電関連が買われています。
TCLエレクトロニクス(01070)が7.75%高、海信家電集団(00921)が3.56%高、海爾智家(06690)が2.03%高と上昇しました。
商務部など4部門は1月13日付けで「2025年家電以旧換新業務を上手に行うことに関する通知」を発布しました。
2級以上の性能もしくは節水効果のある冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコン、パソコンなど12品目の電気製品に関して、それぞれ2000元を超えない範囲で補助金を出すことなどが示されました。
マスコミを通じて大きく報じられたのは15日(水)になってからなので、16日(木)にセクター全体に資金が流入しています。
また不動産が買われています。
遠洋集団(03377)が4.70%高、融創中国(01918)が4.58%高、新城発展(01030)が2.37%高と上昇しています。
遠洋集団の企業リストラ案について、海外の債権者との間で話し合いが一歩進み、同様な問題を抱える企業についても、楽観的な見方が広がったことが上昇の要因とみています。
その他、金(ゴールド)関連が買われています。
霊宝黄金(03330)が3.86%高、紫金鉱業集団(02899)が2.49%高と上昇しています。
15日(水)に発表された米国物価統計では、12月のCPIコア指数が前月と比べ▲0.1ポイント低い3.2%となりました。
市場コンセンサスでは前月と変わらず3.3%であったので、若干ですが、下振れした形となりました。
足元では利下げ見通しが遠のいていたのですが、この結果を受けて“6月に利下げが行われる、今年の利下げ回数は2回となる”と予想する市場関係者が増えたことで金先物価格が上昇、それに株価が反応したということです。
全体相場はさえないのですが、政策関連の物色が進んでいます。
自動車などにも新たな補助金政策が出るといった見通しもあり、小鵬汽車(09868)が6.99%高と買われており、これまでの消費拡大政策を見直すような動きもあります。
> 無料でFX口座を開設して、お米かお肉をゲット!