13日の上海総合指数は0.24%安、リチウム、石油開発が買われる!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
13日(月)の上海総合指数は安寄り後、終日狭いレンジでの値動きとなりました。
終値は0.24%安の3160.76ポイントで引けました。
セクター別では、石油開発、リチウム鉱山関連などが買われました。
一方、銀行、EC関連、家電などが売られました。
13日(月)の創業板指数は0.36%高となりました。
13日(月)の上海50指数は0.27%安となりました。
上海総合指数は年初に売られた後、先週前半は下げ止まり、反発する動きも見られたのですが、戻りは弱く、先週末は後場から売られ1.33%安、13日(月)は再び様子見といったような動きとなっています。
13日(月)現地時間9:44に公表された12月の輸出(米ドルベース)は10.7%増と前月を4.0ポイント上回りました。
輸入は1.0%増と前月を4.9ポイント上回りました。
内外需ともに改善傾向がみられたことで、13日(月)の上海総合指数は下げ止まった感があります。
とはいえ、17日(金)には2024年10-12月期のGDP、12月の月次統計の発表を控えており、相場は膠着状態です。
セクター別では、リチウム鉱山関連が買われています。
中鉱資源集団(002738)が5.16%高、天斉リチウム(002466)が4.16%高、江西カン鋒リチウム(002460)が3.62%高と上昇しています。
ロシア筋の情報によれば、ロシア軍はウクライナのリチウム鉱山地域を制圧したようです。
この鉱山のリチウム埋蔵量は1380万トンに及び、今後10年に及ぶ欧州の需要を満足させられる量となるそうです。
ちなみに、中国四川省雅江で新たなリチウム鉱脈が発見され、その規模は世界第二位となり、中露でリチウム資源を握ることになりそうです。
今後、中国系リチウム関連企業は価格支配権を強めるとの見方から買われています。
また、石油開発関連が買われています。
中曼石油天然気集団(603619)が6.05%高、洲際油気(600759)が2.74%高と上昇しています。
米国財務省は10日、ロシアの石油生産事業者であるガスプロム・ネフチ、スルグトネフテガスや、ロシアの石油を他国に輸送した183隻の船舶に対して制裁を科したとロイターが報じました。
貿易業者や専門家の発言が情報源だそうです。
市場では、米国の制裁が更に広範囲となったことでロシアの原油供給に影響が出るといった予想から、原油価格が急騰しています。
買い手は中東、アフリカ、米国などから不足分の石油を買わなければならず、輸送コストの上昇と合わせ、石油価格の上昇に見舞われることになりそうです。
本土の石油開発関連にとっては好材料です。
統計発表が終わっても、1月20日(月)にはトランプ大統領の就任式が控えています。
足元では、カナダを米国の51番目の州にする、グリーンランドを我々の領土とする、パナマ運河の管理権を獲得する、メキシコ湾をアメリカ湾に改名するなど、北アメリカ大陸での勢力拡大を目指すような発言が続いています。
中国に関しては、関税を除けば、バッシングの対象から少し外れているような感じすら受けます。
今や実質的にトランプ大統領の一番の側近といえるようなイーロンマスクですが、中国事業を重要視していることもあり、トランプ政権としての今後の対中政策について不透明な部分が多くあります。
その点が少しはっきりしてくると、中国政府も次の経済政策が打ち出しやすいのでしょうが。
経済の急回復が期待薄な以上、政策頼みの相場が続きそうです。
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