6日の上海総合指数は0.14%安、インフルエンザ関連銘柄が急騰!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
6日(月)の上海総合指数はわずかに安寄りした後、終日狭いレンジでの値動きとなりました。
終値は0.14%安の3206.92ポイントで引けました。
セクター別では、バイオ医薬関連が買われました。
一方、先週まで物色対象となっていた小売り、AI眼鏡などが売られました。
6日(月)の創業板指数は0.09%安となりました。
6日(月)の上海50指数は0.28%安となりました。
上海総合指数は昨年末となる12月31日(火)、1.63%安と大きく下げると、年初となる1月2日(木)は2.66%安、3日(金)は1.57%安と売り込まれました。
週明けとなる6日(月)も4営業日続落ではありますが、下落率は0.14%と小幅にとどまっており、9月下旬から10月上旬の急騰、急落時に付けた下値付近に差し掛かったところで、下げ止まったといった感じです。
31日に発表された12月の製造業PMIが前月よりも0.2ポイント低い50.1となったことが嫌気されたとみています。
景気の拡大・縮小の分かれ目となる50を割り込むほど悪ければ、当局による緊急の市場対策も期待できるのでしょうが、そこまで悪いわけではありません。
旧正月による休場は1月28日(火)から2月4日(火)にかけてですが、大型連休前のこの時期は、両会が3月上旬(2025年の政治協商会議は4日、全人代は5日)に開かれるといった政治日程から、政策発動の出にくい時期となります。
ただ、2024年10-12月期のGDP、12月の月次経済統計が発表される1月15日(水)の数日前あたりになれば、よほど結果が悪ければ、何らかの景気対策、金融市場安定化対策が打ち出されるでしょう。
また、トランプ氏の大統領就任は1月20日(月)ですが、就任日に対中政策について具体的な発表があるかもしれません。
それに対して、市場が大きな反応を示すようであれば、当局は対策を用意しているはずだといった見方もあります。
こうした思惑もあり、相場はとりあえず下げ止まったといったところです。
セクター別ではバイオ医薬関連が買われています。
華北製薬(600812)、羅欣薬業集団(002793)、山東新華製薬(000756)、山東魯抗医薬(600789)、東北製薬集団(000597)などがストップ高まで買われています。
中央テレビ局ネットなど多数のマスコミが“感冒が流行しやすい期間に入ったため、インフルエンザ感染率が急速に高まっている”などと伝えています。
全国急性呼吸器伝染病定点観測状況(12月23~12月29日)によれば、インフルエンザウイルス感染率(検査件数に対する陽性率)は30.2%となっており、前週と比べると6.2ポイント上昇しており、流行直前となる11月11日~17日と比べれば、26.5ポイント高くなっています。
例年と比べて特別高いというわけではないようですが、材料難のなかで関連銘柄が広く物色されました。
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