26日の上海総合指数は0.14%高、AIハード関連の一角に資金が流入!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
香港市場は25日(水)、26日(木)の2日間、クリスマスによる休場となりました。
今回は本土市場について解説します。
26日(木)の上海総合指数はわずかに安寄りしたものの、そのまま売り込まれることはなく、前日終値を挟んでの狭いレンジでの値動きが続きました。
終値は0.14%高の3398.08ポイントで引けました。
セクター別では、AI関連、消費関連などが買われました。
一方、厨房機器、チベット関連、銀行などが売られました。
26日(木)の創業板指数は0.39%高となりました。
26日(木)の上海50指数は0.28%安となりました。
上海総合指数は16日(月)以降、狭いレンジでの横ばい圏での値動きが続いていましたが、24日(火)に1.26%高と自律反発すると、25日(水)、26日(木)は高値圏での値動きとなりました。
26日(木)における上海市場の売買代金は前日よりも36億元減少し、5189億元に留まっており、11月26日以来の低い水準となりました。
本土、海外に限らず、政策情報も、経済関連情報も手掛かり難といった状況です。
さらに年末年始を控えていることで、閑散相場となりました。
ただ、一部のセクターでは物色が盛んで、AI絡みの銘柄が大きく買われました。
OpenAIは20日(金)、生成AIの新たな機関モデルとなるo3を発表しました。
同社によればo3の推理能力は一段と高まっており、初めて直面する高度な数学的・論理的問題に対するAIの推論力を測定するARC-AGI基準では、最も高い項目で87.5%、最も低い項目で75.7%の正解を出したそうです。
o3の性能はo1の3倍となったそうです。
こうした高い性能のAIをストレスなく作動させるためには、更に性能の高いAIチップが必要でNVIDIAの次世代製品となるGB200の需要は大幅に拡大するとみられます。
一方、GB200ではこれまで以上に質の高い銅線が必要だということで、銅線関連銘柄が買われています。
安徽キン科新材料(600255)、深セン市沃爾核材(002130)、露笑科技(002617)などがストップ高まで買われています。
同じo3に関する話なのですが、性能が上がる分、熱処理の問題が深刻となってきます。
その解決策の一つとして、電源、サーバーの性能向上のための更新需要が期待されます。
後者については液体冷却サーバーの普及が有力視されています。
科華数拠(002335)、深セン市英維克科技(002837)、華勤技術(603296)、深セン科士達科技などがストップ高まで買われています。
また、最近新製品の発売が相次いでいることでAIグラス関連が買われています。
深セン市宝明科技(002992)、瑞芯微電子(603893)、上海移遠通信技術(603236)などがストップ高まで買われています。
小売関連については消費活性化策への期待から循環物色が進んでいます。
天津市では12月28日10時から、飲食、文化旅行消費券が発行されるそうで、長沙、海口、三亜などでも各消費券が発行されるようです。
南京中央商場(600280)、福建東百集団(600693)、広州市広百(002187)、銀川新華百貨商業集団(600785)などがストップ高まで買われています。
全体相場は様子見となっているのですが、個別セクターでは一部で活発な売買が行われており、指数や売買代金が示すほどには地合いは悪くありません。
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