23日の上海総合指数は0.50%安、銀行、保険が買われる!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
23日(月)の上海総合指数はわずかに安寄り後、先週末終値を挟んだ狭いレンジでの値動きが続きました。
ただ、大引けにかけてやや売りに押されたことで、終値は0.50%安の3351.26ポイントで引けました。
セクター別では、船舶、銀行、保険などが買われました。
一方、教育、ゲームなどが売られました。
23日(月)の創業板指数は0.98%安となりました。
23日(月)の上海50指数は0.86%高となりました。
上海総合指数は12日(木)の引け後に中央経済工作会議の内容が報道されたことで材料出尽くしとなり、13日(金)は2.01%安と急落、週明けの16日(月)は下げ止まるといった展開となりました。
その後は狭いレンジでの横ばい圏での値動きが続いています。
12月も既に下旬となりました。
本土市場は年内、31日(火)も相場が立ちます。
2025年正月の休場は1日(水)だけですが、旧暦大みそかとなる1月28日(火)から旧暦7日となる2月4日(火)までの6営業日が休場となります。
春節が明けると両会(全人代、政治協商会議)に向けて政策情報が出始めるのですが、それまでの間は政策の出にくい時期となります。
この期間の主な統計発表についてですが、12月31日(火)に官製・製造業PMIが発表され、1月8日(水)には貿易統計、10日(金)には物価統計、15日(水)には2024年第4四半期の経済成長率、12月の月次統計などが発表される予定です。
相場に影響がありそうなのは、31日(火)の官製・製造業PMIです。
11月の50.3を上回っていれば、政策効果への期待が高まるでしょう。
一方、50を下回っていれば、12月の月次統計が悪いと予想され、そうであれば、統計発表前に何らかの対策が打ち出されるのではないかといった期待が広がる可能性があります。
ただ、それ以上に相場への影響が気になるのはトランプ次期大統領の大統領就任による影響です。
就任日は1月20日ですが、トランプ氏は「就任初日のみは独裁者になる」と発言しています。
就任日前後が長い春節休場の直前となるだけに、それへの当局の相場安定化政策も含め、波乱があるとすればそのあたりかもしれません。
年内は様子見の投資家が多いでしょう。
セクター別では銀行の上昇が目立ちました。
上海浦東発展銀行(600000)が3.65%高、重慶農村商業銀行(601077)が3.17%高、中国郵政儲蓄銀行(601658)が3.14%高となるなど、銀行セクター42銘柄中36銘柄が上昇しました。
共産党中央政治局会議、中央経済工作会議によって、金融緩和政策、積極財政政策が更に強化されることになりました。
また、金融市場を安定させるために国家による市場安定化策の発動が期待されます。
前者についてですが、金融緩和政策自体は銀行の収益を悪化させる要素もあります。
しかし、一方で、いろいろな金融ツールの導入が予想され、それが銀行の新たな収益源になるといった期待があります。
また、積極財政政策により貸出の増加が期待されます。
また、後者については、市場を安定化させる際、国家系ファンドが買いに入りやすい銘柄は経験則上、金融株です。
同じような理由で、保険も買われています。
上昇率は高くはありませんが、保険会社6社すべてが上昇しています。
OpenAIは12月9日(月)、動画生成AIサービス「Sora」を一般公開しました。
テキストで指示するだけで動画を作るサービスが提供されるようになったのですが、これが材料視されて、ゲーム関連、教育関連が大きく買われていました。
しかし、そうした材料株にここ数日、まとまった売りが出ています。
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