28日のハンセン指数は1.20%安、自律反発続かず!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
28日(木)のハンセン指数は安寄り後、前場は売りに押される展開となりました。
後場は安値水準でのもみ合いとなり、終値は1.46%安、1万9366.96ポイントで引けました。
28日(木)の中国企業指数は1.46%安で引けました。
参考として、2024年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
ハンセン指数は15日(金)に下げ止まると一旦は底這い状態となったのですが、22日(金)に底割れとなり、今週に入っても、25日(月)、26日(火)は下値模索が続き、27日(水)は2.32%高と自律反発したのですが、28日(木)は1.20%安と反落しています。
日足をみると、75日移動平均線が下支えするような形となっていますが、一方で“陽の陰はらみ”となっており、戻りの弱さが目立ちます。
トランプ次期大統領による追加関税措置、地政学リスクの高まり、回復の遅い中国景気動向などが売り材料です。
一方、買い材料としては中国政府による大型景気対策、特に不動産対策、年間成長目標達成のための積極的な政府支出拡大などです。
政策の有効性を明確に示す経済指標が出てこないため、失望する投資家が増えており、それが売り買いの均衡を下側に崩している原因だとみています。
政策情報としては香港特区行政長官の話が気になりました。
香港マカオ広東省グレートベイエリア発展計画要綱が交付されて5周年を記念した式典が28日(木)に開催されました。
10月に提出された施政報告書の中では、さらに一歩進んで本土住民が香港に渡る機会を増やすように、本土サイドに要求しているのですが、李家超行政長官は式辞において、こうした要求をさらに推し進めていくと発言しています。
香港域内のインフラ設備を引き続き改善し、人々の移動をさらに効率よくスムーズにし、伝統産業と先進的製造業の質を引き上げ、ハイテクイノベーション資源と国際的なハイクラス人材を集め、新しい質の生産力の発展速度を高めるなどと強調しています。
景気の回復が遅れている中、新たな景気対策の一環としてグレートベイエリア開発計画が注目される可能性があるかもしれません。
香港マカオ広東省グレートベイエリア発展に関連する指数(SHS大湾区、930999)の構成銘柄をみると、テンセント(00700)、AIAグループ(01299)、平安保険(02318)、BYD(01211)、招商銀行(03968)などの比率が高くなっています。
時価総額の小さいところでは、濱海投資(02886)、深セン投控湾区発展(00737)、深セン高速道路(00548)などが対象銘柄として上げられます。
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