20日のハンセン指数は0.21%高、AI、バイオなどの材料株が急騰!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
20日(水)のハンセン指数はわずかに安寄り後、終日狭いレンジでのもみあいとなりました。
後場後半に買いがやや優勢となったことで終値は0.21%高、1万9705.01ポイントで引けました。
20日(水)の中国企業指数は0.12%高で引けました。
参考として、2024年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
ハンセン指数は8日(金)寄り付き直後にピークアウトした後、厳しい下げとなったのですが、15日(金)に下げ止まると、弱いながら反発、13日(水)は3連騰となりました。
上げ下げの激しい印象のあるハンセン指数ですが、2023年最終取引日を100として直近までの主要4指数の動きをみれば、13日(水)時点ではいずれも団子状態です。
かろうじてハンセン指数が最も高く、NYダウ、TOPIX、上海総合指数の順となっています。
トランプ次期政権の主要人事が固まりつつあり、対中強硬策がさらに強まる印象ですが、そうしたサプライズも一旦市場は吸収した感があります。
中国経済の方ですが、当局の姿勢はこれ以上の景気の悪化、これ以上の株価の下落を防ぐことに重心が置かれ、あくまでも中長期のイノベーション、資本市場改革を着実に進めることに関心があるようです。
彼らは社会主義国であることの特徴として、金融を中心に経済主体に対するコントロール力が強いことを頼りに、西側先進国ほど景気減速によって発生する諸リスクは小さいと考えていることを再確認させられています。
そうした考え方に対して欧米投資家は不満でしょうが、そうした不満も一旦織り込まれつつあります。
セクター別ではAI関連の一角が買われています。
匯量科技(01860)が37.44%高、北京第四範式智能技術(06682)が19.67%高、美図(01357)が10.44%高、キングソフト(03888)が9.42%高、創新奇智科技(02121)が8.07%高と急騰しています。
アプリ開発者向けに広告の最適化ツールなどを提供しているアップラビン(APP、NASDAQ)の株価が11月7日(金)以降急騰しており、19日(火)は7.34%高と買われています。
アップラビンのAI関連事業の急成長期待が香港上場の関連銘柄への買いにつながったようです。
また、バイオ関連セクターが買われています。
来凱医薬(02015)が48.30%高、科済薬業(02171)が12.52%高、栄昌生物製薬(09995)が11.17%高、宜明昴科生物医薬技術(01541)が9.92%高、康方生物科技(09926)が9.75%高と急騰しています。
財聯社は18日(月)、世界で初めて開発された長期の体重管理目的で用いられる肥満症治療剤GLP-1受容体作動薬“ウゴービ”(週ベースで投薬)が上海復旦大学付属中山医院で全国に先駆け処方されたと発表しました。
ウゴービを開発したノボノルディスクファーマによれば、ウゴービを投薬すれば平均で17%の体重減少が可能だと発表しています。
来凱医薬なども同様の肥満治療薬を開発しており、中国企業もまもなく開発に成功するといった期待から、セクター全体で買われています。
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