4日の上海総合指数は1.17%高、高水準の売買が続く!!
週末のドル円レートを当てて10万円をゲットしよう!
中国株投資家の皆さん、こんにちは。
4日(月)の上海総合指数はわずかに高寄り後、上昇したものの前場は、上値の重い状態が続きました。
ただ、後場後半に入ると買い優勢の展開となり、終値は1.17%高の3310.21ポイントで引けました。
セクター別では、ロボット関連、自動車・部品などが買われました。
一方、鉄鋼、教育などが売られました。
4日(月)の創業板指数は2.93%高となりました。
4日(月)の上海50指数は0.91%高となりました。
上海総合指数は10月18日、予想より若干よかった経済統計や、金融緩和を示す情報の発表などから、大幅に上昇、その後は緩やかな上昇トレンドを形成していました。
しかし、10月29日に高寄りした後、上値の重さが嫌気され売られたのですが、10月30日以降は3日連続で小動きとなり、11月4日は1%を超える上昇となりました。
チャートをみればわかるように、上海市場の売買代金は依然として高水準を保っています。
当局が追加の金融政策情報を発表した9月24日以前と以降とでは、売買代金の水準が一段違いますが、そうした状況が足元でも続いています。
短期資金ではなく、長期資金がしっかりと入っている感じがします。
11月31日のブログで詳しく説明しましたが、10月の製造業PMIが上振れしました。
大規模な政策が打ち出された割には、回復の幅が小さいのではないかといった見方をする海外勢もいるでしょうが、本土投資家は、景気の力強い回復、あるいは長期的な安定成長に対する期待を持ち続けているとみられます。
外部要因としては今週、大きなイベントがあります。
5日(北京時間では6日)に米国大統領選の投開票が行われます。
米国大統領は外交政策の策定、実施において総合的な責任を持つだけに、誰が大統領になるのかは非常に重要ではありますが、今回については、どちらがなっても対中強硬策が弱まることはなさそうです。
ただ、ハリス氏が大統領になれば、バイデン政権の対中政策がそのまま引き継がれる可能性が高く、ある程度予想できるのですが、トランプ氏が大統領に返り咲いた場合、彼が何を言い出すのかわかりません。
とはいえ、何らかの取引に応じる可能性が高いのはトランプ氏の方なので、中国側としては交渉の余地はありそうです。
ですから、トランプ氏に決まったからと言って、すぐに狼狽売りが出るようなことはないとみています。
セクター別ではロボット関連の上昇が目立ちました。
天奇自動化工程(002009)、南京埃斯頓自動化(002747)、寧波柯力伝感科技(603662)などがストップ高まで買われています。
10月30日に波士頓動力が展示発表した工場内で利用する運搬装置“ATLAS”の性能の良さが注目されたこと、最近テスラが発表した工場内で働く人型ロボット“オプティマス”が注目されたことなどから今後、ロボットの開発競争が大きく進むとの見通しが市場に広がり、関連銘柄が買われています。
週末のドル円レートを当てて10万円をゲットしよう!