28日の上海総合指数は0.68%高、政策効果出現見込みで資金流入続く!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
28日(月)の上海総合指数は先週末終値付近で寄り付いた後、終日狭いレンジでの値動きとなりました。
終値は0.68%高の3322.20ポイントで引けています。
セクター別ではAI関連、農業関連、鉄鋼などが買われました。
一方、銀行、保険などが売られました。
28日(月)の創業板指数は0.44%安となりました。
28日(月)の上海50指数は0.11%高となりました。
上海総合指数は18日、予想より若干よかった経済統計や、金融緩和を示す情報の発表などから、大きな陽線を付けており、2.91%上昇しました。
その後は小さな上げ下げはありますが、緩やかな上昇トレンドを形成しています。
28日における両市場合計の売買代金は1兆8629億元で、先週末と比べ6908億元増えています。
18日の急騰以降も売買代金は高水準を保っており、潤沢な資金が引き続き市場に流入しています。
国家統計局は27日(日)、1-9月の一定規模以上工業企業利益が3.5%減であったと発表しました。
単月では27.1%減と厳しい結果でしたが、国家統計局によれば前年同月の値が高かったこと、需要不足が深刻で工業品価格が下落したことなどを要因として挙げています。
もっとも、9月の状況は既に株価に織り込まれています。
招商証券のアナリストは次の3点から第4四半期は増益、もしくははっきりとした改善を見せるだろうと予想しています。
第1に、一連の政策が強化されたのですが、それが効果を表すとみています。
特に特別債券発行を原資とした資金による支出は速く、インフラ建設、住宅・オフィスビル建設といった実需の出現により、原材料などの川上産業の利益が回復するとみています。
第2に、政策支援の下で一般家庭のバランスシートが修復され、消費需要が解き放たれ、川下の消費財を製造する企業の利益が引き続き“強含む”とみています。
第3に、生産者物価指数変化率のマイナス幅が大幅に縮まり、価格面からの減益効果が徐々に小さくなるとみています。
ただ、前年同期の水準が高いことから、増益達成は簡単ではありません。
引き続き、不動産、インフラ建設、製造業といった3大インダストリアルチェーンの生産状況をよく観察することで利益回復の持続性を判断したいとしています。
セクター別ではインフラ投資、建設需要拡大への期待から、鉄鋼関連が買われています。
中国鉄鋼工業協会が、生産能力に関する国家管理を強化し、合併、企業リストラを推し進めるための調査研究に着手していると公表したことも材料視されました。
甘粛酒鋼集団宏興鋼鉄(600307)、柳州鋼鉄(601003)、安陽鋼鉄(600569)、凌源鋼鉄(600231)などがストップ高まで買われています。
また、AI関連が買われています。
智譜技術集団の開発したスマホを使って操作するAIエージェントが身近な日常生活でのAI普及を加速させるのではないかといった期待で関連銘柄が買われています。
北京中科金財科技(002657)がストップ高となるなど、関連の創業板銘柄が大きく買われています。
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