24日のハンセン指数は1.30%安、相場は硬直、材料待ち!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
24日(木)のハンセン指数は安寄り後、終日狭いレンジでの値動きとなりました。
終値は1.30%安、2万489.62ポイントで引けています。
24日(木)の中国企業指数は1.59%安で引けました。
参考として、2024年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
ハンセン指数は18日、予想より若干よかった経済統計や、金融緩和を示す情報の発表などから、大きな陽線を付けて3.61%上昇しました。
その後は18日の陽線のおおよそ上半分の値幅域で上げ下げを続けています。
24日のメインボードにおける売買代金は1652億香港ドルで、前日よりも274億香港ドルほど減少しています。
政策に対する評価はエコノミストたちの間で割れています。
買いたい人は買って売りたい人は売っており、多くの投資家は次に出てくる情報を待っています。
不動産は今、秋の活況期を迎えており、足元の状況が大いに気になるところですが、なかなか現状をうかがい知れるような情報は出てきません。
セクター別ではアップル関連が売られています。
富智康集団(02038)が5.21%安、高偉電子(01415)が5.15%安、Qテクノロジー(01478)が4.30%安、立訊精密工業(002475)が2.79%安と売られています。
アップルの分析で著名な郭明錤アナリストが書いた最新レポートによれば、「2024年第4四半期から2025年上半期にかけて、iPhone16シリーズの受注が全体で1000万台減少(大部分はProでない機種)、2024年第2四半期までのiPhone16の生産台数見通しは8400万台まで減少するだろう」と分析しています。
ちなみに、iPhone15シリーズの出荷台数は約9100万台でした。
多くの市場関係者はアップルインテリジェンスへの期待が高いようで、アップルインテリジェンスの搭載によっていろいろな関連サービスが消費者に受け入れられるだろうと予想しています。
ですが、足元の状況をみる限り、厳しいようです。
iPhoneの販売台数を増やすには、ハード面でのイノベーションを実現させる必要がありそうだとしています。
さらに、もう一つ悪材料がありました。
事情をよく知る人物によれば「今年の夏以来、Vision Proの生産を大幅に縮小していたが、年内には生産を停止するかもしれない」といった話をマスコミが報じています。
部品メーカーである立訊精密工業の従業員から聞いたとして「数週間前にアップルから通知があり、11月には生産を停止する必要があるかもしれない」といった報道もありました。
機能が劣るとはいえMetaのQuest3が約500ドルであるのに対してVision Proは約3500ドルもするとあっては、売れなくて当然だといった声も聞かれます。
また、教育関連が大きく売られています。
東方甄選(01797)が9.00%安、新東方教育科技(09901)が6.49%安、思考楽教育(01769)が4.18%安、卓越教育集団(03978)が3.73%安と売られています。
新東方教育科技(09901)が6-8月期の業績を発表、結果は30.5%増収、48.4%増益でした。
業績好調と見えるのですが、この好業績は子会社でライブコマース大手である東方甄選(01797)の急成長によるところが大きく、その東方甄選の業績が予想を下回ったということ、さらに新東方教育科技の経営陣が業容拡大に慎重で、今後は教育事業の発展で業績を支えると発言したことが悪材料視されました。
新東方教育科技はNY証券取引所に上場しており、香港にはセカンダリー上場しています。
教育関連では指標銘柄とされていること、教育事業自体の成長性に期待は持てず、各社、ライブコマースをはじめ事業の多角化を進めています。
代表銘柄が大きく売られたことで、他社の業績見通しにも悪影響があったとみられます。
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