7日のハンセン指数は1.60%高、SMICが21.76%高!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
本土市場は7日(月)まで国慶節のため休場となります。
7日(月)のハンセン指数は高寄り後、20分ほどの間にこの日の高値、安値を付けています。
その後は狭いレンジでの売り買いが続き、終値は1.60%高、2万3099.78ポイントで引けています。
7日(月)の中国企業指数は2.14%高で引けました。
参考として、2024年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
先週のブログで、本土市場が休場中は押し目を作るかもしれないと書きましたが結局、“押し目待ちに押し目なし”となりました。
米国労働省は4日、9月の雇用統計を発表しました。
非農業部門雇用者数は市場予想を11.4万人上回る前月比25.4万人となりました。
過去2か月のデータについて上方改定されていることもあり、雇用が予想以上にしっかりしていることが明らかとなりました。
利下げ期待が萎んだということですが、その結果、為替(オフショア人民元レート)が人民元安ドル高方向に振れました。
主力の中国株は内需系が多く、また、人民元安は資金流出に繋がることから、一般論としてですが、株安に繋がることが多いのですが、7日(月)の相場をみる限り、そうした影響はなかったようです。
メインボードの売買代金をみると2968億HKドルで、先週末と比べ353億HKドルほど増えており、依然として大商いが続いています。
香港財政司の陳茂波司長は7日、ネット記事において、その活動状況やマーケット情勢について書いています。
今後のマーケットの見通しについて“好条件がそろっている。本土の多方面にわたる経済政策が一度に出ており、その効果が相場見通しの最も重要なカギとなる”などと示しています。
また、“米国が利下げ局面に入っており、投資家のリスク許容度が高まっていること、多くのファンドが投資指標の改善から資金を流入させていること、香港、本土市場のバリュエーションが割安なことなども、投資家の楽観姿勢を強めている”などと分析しています。
今月末には中東にロードショーに出るそうですが、“一国二制度”下にある香港独自の優位性、機能や、香港マカオグレーターベイエリアと一帯一路戦略による新たなチャンスなどについて説明するそうです。
中東オイルマネーの呼び込みに成功すれば、長期的な株価上昇に繋がりそうです。
個別銘柄ではSMIC(00981)が21.76%上昇しています。
スマホなどのコンシューマーエレクトロニクスに対する需要が高まっており、川上の半導体需要が強いといった見方があります。
香港市場を代表する半導体銘柄だけにファンドのまとまった資金が入っているのではないかとみられます。
また、中国中信(00267)が12.88%高、中国人寿保険(02628)が12.42%高、チャイナ・ユニコム(00762)が8.79%高と大きく買われています。
国家を代表するような銘柄が買われているのをみると、長期投資資金の流入が推察されます。
そのほか、マカオ関連がセクター全体で買われており、李寧(02331)が8.93%高、中国蒙牛乳業(02319)が8.05%高と消費関連も買われています。
地合いの強さを感じます。
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