23日の上海総合指数は0.44%高、4日続伸、リバウンド継続!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
23日(月)の上海総合指数は安寄りとなりましたがすぐに戻しており、前場はほぼ買い優勢でした。
ただ後場に入ると上値が重くなり、次第に売りに押される展開となり、終値は0.44%高の2748.92ポイントで引けています。
セクター別では、貴金属、石炭、銀行、通信設備などが買われました。
一方、新エネルギー関連などが売られました。
23日(月)の創業板指数は0.40%安となりました。
23日(月)の上海50指数は0.44%高となりました。
この時期の本土市場は休場が続きます。
先週前半(16日、17日)は中秋節のため休場でしたが、来週からは国慶節休場が始まり、10月1日(火)から10月7日(月)までの5営業日連続で休場となります。
先週の上海総合指数は休場明けの18日(水)後場寄り直後に2689.7ポイントの2月6日以来の安値を付けた後、上昇に転じています。
年初来安値は2月5日の2635.09ポイントですから、何とか安値更新となる直前に戻したわけですが、その後23日に至るまで4連騰となりました。
といっても、上昇幅は小さく、売買代金の回復度合いも小さく、自律反発の域を超えていません。
本土のファンダメンタルズに絡む好材料があったというわけではなく、過去の経験から国慶節を控え、弱いながらも政策期待があるといったところです。
好材料を強いて探せば、為替が人民元高に振れている点が挙げられます。
8月以降、人民元高トレンドが出ており、9月20日以降は一段高、本土オンショア(USDCNY)では2023年5月以来の高値水準となっています。
ただ、米国利下げによる米中金利差縮小によって人民元高が進んでいるのであって、本土要因による積極的な資金流入に起因する人民元高ではありません。
上海総合指数は反発したものの、来週早々には長い国慶節休場が待ち構えているので、今週は積極的に買いポジションを取りにくいところです。
もちろん、政策面でのサプライズがあれば別ですが。
セクター別では通信関連が買われています。
東方通信(600776)、上海剣橋科技(603083)、大唐電信科技(600198)などがストップ高まで買われています。
レバノンでのポケベル爆発事件を受けて、中国国内で通信機器の国産品への代替が進む、安全システムへの需要が膨らむとの見方が出ています。
イスラエルを含め中東でも、通信機器の安全システムへの需要が増える可能性があり、この分野で国際シェアが高く、中東との関係が良好な中国の製品需要が増えるのではないかといった見方もあります。
また、米国の利下げから金価格が上昇、金関連銘柄が買われています。
銀行関連も強含みです。
金融監督管理当局が銀行の利ザヤ悪化を懸念して、9月の最優遇貸出金利引き下げを見送ったといった見方があります。
一方で、ローン金利については引き下げの余地があり、政策として不動産向け貸出が増えるのではないかといった期待もあります。
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