4日のハンセン指数は0.28%高、4日続伸も上値の重い展開!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
4日(木)のハンセン指数は高寄り後、利益確定売りに押される展開となり、後場寄り後には一時、前日終値比マイナスとなる場面もあったのですが、その後は持ち直し、終値は0.28%高の1万8028.28ポイントで引けました。
4日(木)の中国企業指数は0.23%高で引けました。
参考として、2024年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
香港ハンセン指数は6月28日(金)から7月4日(木)にかけて4連騰となりました(1日(月)は香港特別行政区設立記念日で休場)。
景気不安などから弱含んでいたのですが、6月27日に開催された中央政治局会議において、「第20回3中全会が7月15日から18日の日程で開かれる」ことが明らかになると、政策期待で持ち直しています。
米中関係についてですが、米国大統領選挙討論会が6月27日に開かれました。
バイデン大統領が「大失敗」したと民主党寄りの各メディアは盛んに報道しています。
党内では“バイデンおろし”を画策する動きがあるなどパニック状態のようで、トランプ氏の大統領返り咲きの可能性が高まっています。
懲罰関税率を大幅に引き上げ、対中デカップリングを加速させるようなことにでもなれば、米国経済は大きなインフレ圧力に見舞われ、輸入側でも、輸出側でも、中国関連企業の業績は影響を受けそうです。
この点について香港市場の主要投資家である欧米機関投資家がどう分析するのか気になるところです。
ただ、ハンセン指数は4日続伸となるなど、今のところ株価への影響はないようです。
工業情報化部、公安部、自然資源部、住宅都市建設部、交通運輸部は連名で7月3日、スマートインターネット接続自動車“自動車・道路・クラウド一体化”応用テスト都市の名簿を発表しました。
北から南まで幅広く自動車産業の発展している主要都市が指定されています。
具体的には北京、上海、重慶、オルドス、瀋陽、長春、南京、蘇州、無錫、杭州・桐郷・徳清、合肥、福州、済南、武漢、十堰、長沙、広州、深セン、海口・三亜・qiong(王+京)海、成都の20都市が選ばれています。
選ばれたモデル都市では、必要に応じて既存の規則、法律の範囲を超えて、自動運転、自動車のコンピュータ化・ネットワーク化を進めることができるでしょう。
乗用車だけでなく、トラック物流や、公共交通システムの自動化が進むとみられ、スマートシティの加速、物流の効率化などにも貢献しそうです。
セクターでは、自動車関連に加え、通信、コンピューター、半導体、ソフトウエア開発などが注目されます。
蔚来集団(09866)は5.03%高、小鵬汽車(09868)は4.15%高、理想汽車(02015)は3.92%高、電動二輪車メーカーの緑源集団(02451)は3.40%高と買われています。
金関連銘柄の上昇も目立ちました。
6月の米国非製造業PMIや非農業部門の雇用者数などがコンセンサスを下回ったことで、米国で利下げ期待が高まり、金価格が上昇、霊宝黄金(03330)は4.23%高、招金鉱業(01818)は3.08%高、紫金鉱業集団(02899)は2.36%高と買われました。
その他、美団(03690)、アリババ集団(09988)、百度(09888)などが買われています。
香港主力のハイテク関連にも資金が流入しており、地合いは悪くないのですが、ハンセン指数は25日移動平均線が抵抗線のような感じで上値が重くなっており、メインボードの売買代金は908香港ドルで3営業日ぶりに1000香港ドルを割り込んでいます。
本格的な反転上昇は三中全会後となるのではないかとみています。
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