20日のハンセン指数は0.52%安、政策面での好材料も買いは続かず!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
20日(木)のハンセン指数はわずかに高寄りしたのですが、その後は売りに押される展開となり、終値は0.52%安の1万8335.32ポイントで引けました。
20日(木)の中国企業指数は0.48%安で引けました。
参考として、2023年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
端午節休場明け(11日)後のハンセン指数は景気回復の遅れが意識され、下値を探る動きとなりました。
ただ、昨年9月から11月にかけてもみ合った水準が下値抵抗となり、下げ渋った感もあります。
一方、19日のハンセン指数は2.87%高となりました。
19日の中国国新控股有限責任公司のHPによれば、同社傘下の国臣投資有限公司と広発基金、南方基金、景順長城基金などの大手金融機関は共同で“中証国新港股通央企紅利ETF”の発行を正式に開始したそうです。
「これは香港市場に上場する中央系国有企業の長期的な価値に関するポジティブな見方をさらに固めると同時に、国有資本が運用する企業が中央系国有企業の価値を維持し、香港に上場する中央系国有企業の株価に対する影響力の引き上げに責任をもっていることを明らかにしている」などと本土のマスコミは報じています。
陸家嘴フォーラムが19日に開かれ、中国証券監督管理委員会の呉清主席は開幕式で次のような話をしています。
金融市場の質の高い発展がテーマだったのですが、3つの重要ポイントを上げています。
イノベーションが主導する生産力を持って発展するよう積極的に主動すること、上場企業の投資価値の引き上げを力強く推し進めること、資本市場の制度設計や監督・管理・法執行などの全過程において投資家保護の徹底を堅持することの3点です。
2つ目の重要ポイントについて、「上場企業が積極的に主体的に投資家に報いる意識を持つようさらに一歩進んで指導し、投資家との意思疎通を強化し、情報の透明度、ガバナンスの規範性を高め、現金配当、自社株買いなどの方法をさらに上手く利用し投資家に報いる」と説明しています。
このあたりの内容が好感された結果が19日のハンセン指数の上昇につながったとみています。
もっとも、19日の売買代金は1128億HKドルに過ぎず、12日や14日よりも少ない規模に留まっています。
材料として目新しさはなく、下値が堅かったので買い戻されたぐらいのリバウンドでしょう。
20日の売買代金は1036億香港ドルと商いは薄く、早速、利益確定売りに押されています。
不動産が弱く、半導体が堅調といった調子で、物色の方向に変わりはありません。
少し毛色の変わったところでは、中国中煤能源(01898)が4.51%高、CNOOC(00883)が3.52%高、ペトロチャイナ(00857)が2.36%高と買われています。
資源関連で買われたというよりも、高配当利回りの中央系国有企業の代表格として材料視されたとみています。
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