6日のハンセン指数は0.28%高、半導体関連の上昇続く!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
6日(木)のハンセン指数は寄り直後にこの日の高値を記録しており、その後は売りに押される展開となりました。
ただ、後場に入ると下げ渋り、終値は0.28%高の1万8476.80ポイントで引けました。
6日(木)の中国企業指数は0.19%高で引けました。
参考として、2023年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
この1週間のハンセン指数の動きをみると、景気回復への期待に水を差すような5月の官製・製造業PMIの結果を受けて、先週末の段階では下値模索の様相を呈していましたが、今週に入ると、財新の中国製造業PMIがむしろ予想を上振れしたことで、その後はじりじりと下値を切り上げる展開となりました。
(5月の製造業PMIに関しては3日のブログをご覧ください)
金(ゴールド)関連銘柄が上昇しています。
招金鉱業(01818)が6.09%高、霊宝黄金(03330)が4.64%高、紫金鉱業集団(02899)が3.90%高と買われています。
NY金先物(中心限月)の6月5日終値は1.2%上昇しています。
6日に入っても上昇が続いています。
カナダ中央銀行は5日、政策金利をそれまでの5%から4.75%に引き下げると発表しました。
G7参加国としては最も早い利下げとなりました。
インフレ懸念が完全に払しょくできない中で、景気への配慮から、各国とも利下げの時期を探るような状況が続いているのですが、そうした中でカナダがまず利下げしたということです。
EU中央銀行がどう動くのか気になるところです。
(金利低下は、利息を生まない金(ゴールド)が相対的に有利となります)
半導体関連の上昇が続いています。
脳洞科技(02203)が38.20%高、宏光半導体(06908)が10.00%高、華虹半導体(01347)が7.89%高、SMIC(00981)が5.61%高と買われています。
国家集積回路産業投資基金第三期が5月24日に設立されて以来、半導体関連への資金流入が続いています。
デルのプロダクト&オペレーション担当副会長であるJeff Clarkeは6月4日、電話による決算説明会において、下半期のDRAMメモリー、ハードディスク価格は上昇するだろうと発言しました。
大量のAIサーバーへの受注がHBM(High Bandwidth Memory)、高性能DRAM、大容量ストレージの需要を高めていて、デル内の在庫が急速に減っているそうです。
下半期のDRAM、SSDの価格は15~20%程度上昇するのではないかと予想しています。
個別銘柄では、鴻海の子会社で、インターコネクト製品の大手メーカーである鴻騰六零八八精密科技(06088)が18.26%高と急騰しています。
鴻海は4日、台北市で開かれたCOMPUTEX2024において、NVIDIAと連携して、GB200サーバーをコアとして、台湾高尾市に先進的な計算センターを設置すると発表しました。
2026年に完成予定で、AI、電気自動車、スマート・マニュファクチャリング、ロボット、スマートシティなど多方面の研究に関して提携するそうです。
性能の高いGPUでは、電磁障害を遮断する技術が重要で、そうした面で同社のインターコネクト製品に大きな需要があるのでしょう。
AI革命はいろいろな分野で大きな広がりを見せています。
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