27日の上海総合指数は1.14%高、反転上昇!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
27日(月)の上海総合指数は高寄り後、前場は狭いレンジでの値動きが続きましたが後場に入ると徐々に買い優勢の展開となり、終値は1.14%高の3124.04ポイントで引けました。
セクター別では、EC関連、物流、港湾・海運、半導体関連などが買われました。
一方、農業関連などが売られました。
27日(月)の創業板指数は0.68%高となりました。
27日(月)の上海50指数は0.94%高となりました。
5月17日のネガティブな統計発表を強力な不動産支援策の発動でかわし、先週月曜日(20日)の上海総合指数は昨年9月4日以来の高値を付けたのですが、その後は一旦利益確定売りに押される展開となりました。
悪材料が出たわけではありませんが、4月の不動産統計が厳しかったため、その緊急対策として強力な政策が打ち出されたわけです。
これまでも弱い統計が出るたびに政策強度を高めてきたのですが、不動産市況は依然として回復に至っていないこともあり、投資家としてはやはり、実際に市況が上向くのを確認したいところです。
先週のNYダウはインフレ懸念が払しょくしきれず、米国金利が下げ止まりから再度上昇へと転じたこともあり、為替は人民元安に傾きました。
資金流出が起きた可能性も考えられますが、ただ、ストックコネクトを通じた海外からの資金流入は低い水準ではありますが、先週から27日にかけて純流入を記録しています。
EC関連、物流、港湾・海運が買われています。
越境EC関連では北京国聯視訊信息技術(603613)がストップ高、物流では深セン市普路通供應鏈管理(002769)がストップ高、海運では中遠海運控股(601919)が6.36%高と急騰しています。
国務院常務会議は24日、「越境EC輸出業務を拡大し海外での倉庫建設を推し進めることに関する意見」を通過させました。
国家を挙げて貿易の新しい形態を作り上げることで越境EC取引を発展させ、貿易構造を最適化しようとする戦略です。
各地方政府にその地にある伝統的な輸出産業を越境ECの形で発展させることを奨励し、人材の育成を強化し、多くのプラットフォームを提供し、ブランド育成を支援するとしています。
さらに、金融面での支援や、関連するインフラ設備、物流システムの建設を強化するそうです。
また、半導体関連が買われています。
博通集成電路上海(603068)がストップ高、江蘇雅克科技(002409)が8.60%高と急騰しています。
国家集積回路産業投資基金第三期が24日、正式に成立しました。
会社形式となっており、財政部、国家開発金融、上海国盛(集団)など19機関が株主に名を連ねています。
資本金総額は3440億元に達しています。
半導体関連を投資対象としており、2014年に第一期、2019年に第二期が設立されています。
今回のファンドでは引き続き半導体設備、材料などの企業を支援するようですが、HBMなどの高付加価値DRAMチップが重点投資対象とするようです。
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