23日のハンセン指数は1.70%安、3日続落!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
23日(木)のハンセン指数は安寄り後、売られる展開となりました。
終値は1.70%安の1万8868.71ポイントで引けました。
23日(木)の中国企業指数は1.70%安で引けました。
参考として、2023年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
前日のNYダウは▲201.95ドルほど下げています。
前回のFOMC議事要旨が現地時間午後に発表され、参加者の多くが強いインフレ懸念を持っていることがわかり、利下げ期待が遠のきました。
欧米機関投資家のリスク回避の結果として寄付きから下げたハンセン指数ですが、最安値は現地時間11時20分当たりで付けており、その後は狭いレンジでの動きとなりました。
メインボードの売買代金は1299億香港ドルで5月16日の2049億香港ドルをピークに減少傾向となっています(22日よりは少し増えていますが)。
4月19日を起点に1か月で20%以上も上昇した後だけに押し目を付けても仕方がないところでしょう。
20日(月)のブログでもお伝えしましたが17日に不動産投資、販売の落ち込みを防ぐために、地方系国有企業による在庫の買い取りから、頭金比率の引き下げ、ローン金利の実質的な引き下げ、公的住宅積立金金利の引き下げなど、複数の支援策が電撃的に発表されました。
3日続落となった背景には、大規模な政策が出たところだということや、こうした政策が打ち出された背景には足元での不動産投資、不動産市場の悪化などがあり、そうした負の部分への警戒もあるでしょう。
できるだけ早い時期に、こうした政策が効いてきたといった証拠(データ)が欲しいところです。
下げたセクターで目立ったのは非鉄関連です。
霊宝黄金(03330)が▲6.76%安、紫金鉱業集団(02899)が▲3.64%安、江西銅業(00358)が▲3.60%安と急落しています。
金などははっきりしているのですが、利下げ期待の後退で先物価格が下落しています。
銅先物も23日(木)は大きく下げています。
個別銘柄ではネットイース(09999)が▲7.88%下げています。
本土のマスコミはモルガン・スタンレー証券がネットイースのADRに関する投資判断をオーバーウエートからイコールウエートへと引き下げ、目標株価を120米ドルから100米ドルに引き下げたことが要因ではないかとみています。
ただ、香港上場の株価の動きをみると、21日(火)に▲3.88%安、22日(水)に▲3.09%安と3日連続で大きく売られています。
23日引け後に発表される2024年1-3月期の業績が市場予想を下振れするのではないかといった見方が少し前から市場に広がっていたのかもしれません。
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