1日の上海総合指数は1.19%高、製造業PMIの上振れを好感!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
1日(月)の上海総合指数は高寄り後も上昇、終値は1.19%高の3077.38ポイントで引けました。
セクター別では、空港・空運、自動車、ホテル・レストランなどが買われました。
一方、高速道路・鉄道輸送、石炭の一角が売られました。
1日(月)の創業板指数は2.97%高となりました。
1日(月)の上海50指数は1.10%高となりました。
1日の上海総合指数日足チャートは比較的大きな陽線を付けており、3日続伸、7営業日ぶりに200日移動平均線を上回っています。
本日は寄り付き前から好材料がありました。
3月31日に国家統計局、中国物流購買聯合会が発表した3月の製造業PMIは50.8で、先月と比べ1.7ポイント上昇しました。
景気の拡大、縮小の分かれ目となる50を上回るのは昨年9月以来です。
市場予想は49.9(ロイター)でしたので、それよりも0.9ポイント上振れしています。
なお、非製造業PMIは53.0で先月を1.6ポイント上回っており、昨年6月以来の高い水準となっています。
今回の結果(製造業PMI)について、中国物流購買聯合会の張立群特約アナリストは次のように解説しています。
「季節要因(春節明けで高く出やすい)を差し引いても、景気の回復傾向がより一層明らかになっている。
生産経営活動予想指数(55.6)は1.4ポイント上昇しており、これは企業の景気に対する見通しが回復してきたこと、年初から実施されているいろいろな景気を安定成長させる政策、期待を回復させる政策の効果がはっきりと表れてきたことを示している。
ただ、出荷価格(47.4、▲0.7)が下落している。
それは需要不足だと認識している企業が全体の60%以上を占めていることを反映している。
需要不足は依然として突出した問題であり、マクロ経済の面では総供給が総需要を上回っているといった矛盾が未解決のままであり、これらの点には注意が必要だ・・・。
現在はまだ、政策によって景気の流れを変えようとしている段階なので、政府は引き続きこれまで出してきた政策をしっかりと実行し、政府投資の拡大によって、国全体の投資を拡大させ、消費を回復させ、現在の状況をより確実なものにしなければならないとしています。
これまで、データとして政策の効果をはっきりとは確認できない状態が続いてきたのですが、ようやく景気回復の動きがデータに表れ始めました。
セクター別では景気回復が意識され、空港・空運、ホテル・レストランなどが買われました。
前者については、これから半年間の運航スケジュールが発表されたところであり、全体的に便数が増えていること、国際的なネットショッピングによる物流量が足元で増えていることなどが意識されました。
後者については、これから春、夏の観光シーズンに向けて、業績回復が鮮明になるとみる市場関係者が増えてきたことなどが材料視されました。
自動車も買われています。
小米が3月28日から同社初となる電気自動車の販売を正式に開始したのですが、予想以上に販売が好調なことから関連銘柄が買われており、電気自動車全体の需要が喚起されるとの見方から自動車セクター全体に資金が流入しています。
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