11日の上海総合指数は0.74%高、年初来高値更新!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
11日(月)の上海総合指数は、わずかに安寄り後、先週末終値を挟んで狭いレンジでの値動きが続きました。
ただ、後場後半から大引けにかけて買い優勢となり終値は0.74%高の3068.46ポイントで引けました。
セクター別では、新エネルギー関連などが幅広く買われ、一方、石炭、石油などが売られました。
11日(月)の創業板指数は4.60%高となりました。
11日(月)の上海50指数は0.70%高となりました。
11日の上海総合指数は終値ベースで昨年11月15日以来の高値を更新しています。
本土市場全体の売買代金は1兆58億元で大商いが続いており、ストックコネクトを通した海外勢の売買動向は先週末の60億元の買い越しに続き、11日は102億6100万元の買い越しとなっています。
個別銘柄の話ですが、モルガンスタンレー証券は10日、寧徳時代(300750)のレーティングをオーバーウェイトに引き上げトップピックとし、目標価格をそれまでの184元から210元に引き上げています。
11日の株価は14.46%上昇し、180.85元で引けています。
米国による対中強硬策による悪影響はほぼ市場に織り込まれており、大規模な設備投資によりコスト競争力が強化され、ROEが引き上げられるなどと評価しています。
電気自動車市場の高成長は続き、電池に対する需要は拡大するといった前提です。
2023年12月期業績については3月4日に公告が出ており、38.31~48.07%の増益となる見込みです。
リチウム電池関連や新技術の固体電池関連などに資金が流入しています。
創業板指数は4.60%高と急騰を見せており、内外の投資家が積極的にグロース株を買ってきているような状況です。
変わったところでは、空飛ぶ自動車関連が買われています。
浙江万豊奥威汽輪(002085)がストップ高、国軒高科(002074)が7.08%高となるなど、商品開発の成功でビジネスが拡大しそうな自動車部品、電池関連銘柄などが買われています。
今年の1月30日、小鵬匯天は空飛ぶ自動車「旅航者X2」による特別有人飛行許可を得ており、3月8日のマスコミ報道によれば、広州において低空飛行実験に成功したそうです。
こうした話題で関連銘柄が買われるほど、相場は活況を呈しているということです。
3月11日現在、上海A株のPERは12.33倍、深センA株は20.89倍と歴史的に割安な水準となっており、国際的な比較でみても割安です。
全人代活動報告では今年の成長率は5%前後と発表されており、イノベーションを加速させるべく、先端産業への支援策への期待が膨らみます。
心配なのは不動産市場ですが、供給側、需要側共に積極的な管理政策が打ち出されており、それによって安定するのではないかといった楽観論が広がりつつあります。
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