29日のハンセン指数は0.15%安、売り買い交錯!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
29日(木)のハンセン指数は安寄り後、一旦上昇に転じたものの上値は重く、前日終値あたりまで戻すとその後は狭いレンジでのもみあいが続きました。
終値は0.15%安の1万6511ポイントで引けました。
29日(木)の中国企業指数は0.19%安で引けました。
参考として、2023年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
ハンセン指数は21日以降、日柄調整に入っています。
29日も場中押し戻されており、1万7000ポイント弱あたりが強力な上値抵抗線となっています。
香港特別政府財政司の陳茂波司長は28日、2024~2025年財政年度特別政府「財政予算案」を発表しました。
国際金融センターとしての香港の地位をさらに一歩進んでしっかりとさせるために、香港株式市場の効率性、流動性を引き上げるなど、いくつかの措置が示されました。
「特別行政区政府は“株式市場の流動性を促進するための専門組織”が昨年10月に示した建議について、創業板改革を含め、全速力で実施する。
自社株買い(金庫株を用いて株式を償却せずに保有する)メカニズムについてはすでに打ち立てており、悪天候下でも市場運営を維持するための制度については広く市場から意見を聞き取った上で、目標としては今年中に実行する」などと発言しています。
香港証券先物事務監察委員会の梁鳳儀CEOは「香港特別行政府が香港資本市場を長期的に安定的に発展させようとしていることを支持する。
香港証券取引所と緊密に協力し、市場の細部にわたる構造を改善することで、株式市場における取引コストを引き下げ、市場効率を引き上げる」などと発言しています。
財政予算案では上場メカニズム、取引メカニズム、投資家に対するサービスなどを改善するとしています。
長期的な話ですが、比較的具体的なところまで言及しており、期待できそうです。
ただ、強力な上値抵抗線を打ち破るほどのインパクトのある話とまでは言えません。
1日に発表される製造業PMI、来週から始まる両会を控え、様子を見たい投資家も多かったのかもしれません。
セクター別では半導体関連が買われています。
SMIC(00981)が5.93%高、華虹半導体(01347)が4.87%高と大きく買われています。
加工技術が進歩するにつれて台湾半導体メーカーは水資源不足に直面するリスクがあるとS&Pグローバルが報じています。
また、福建省晋華集成電路は先日、米国商務省が同社に対して科していた輸出制限を解除したと伝わり、本土の半導体メーカーを含めセクター全体に資金が流入しました。
個別銘柄では信義光能(00968)が24.28%高となりました。
同社は29日、2023年12月期業績が29.6%増収、9.6%増益となったと発表しました。
市場予想を上回る内容に市場は大きく反応しています。
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