26日の上海総合指数は0.93%安、9営業日ぶりの調整!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
26日(月)の上海総合指数は、安寄り直後には先週末終値比プラスに戻す場面もあったのですが上値は重く、その後は利益確定売りに押される展開となりました。
終値は0.93%安の2977.02ポイントで引けました。
セクター別では、工作機械、ロボット、教育、家電など、中小型材料株が買われました。
一方、銀行、証券、石炭、電力など、大型株が売られました。
26日(月)の創業板指数は0.37%安となりました。
26日(月)の上海50指数は1.64%安となりました。
26日の上海総合指数は9日ぶりの下落となりました。
売買代金は両市場合計で9891億元で先週末と比べ7%ほど増えており、活況を維持しています。
海外投資家のストックコネクトを通じた売買は13億1300万元の売り越しでしたが、それ以外に何か悪材料が出て売られたということではなく、連騰の後で日柄調整が入った程度の下げだとみています。
今週末から3月入りとなりますが、来週月曜日(4日)に全国政治協商会議、火曜日(5日)には全人代が始まります。
政策期待の高まりが株価回復の一つの要因ですが、不動産関連の政策を中心に市場の期待がある程度高くなっているので、それが期待外れだったりすると失望売りが出るリスクがあります。
また、春節の消費が予想以上に良かったこともこれまでの上昇要因の一つだったのですが、1日に発表される官製・製造業PMIの結果が気になります。
1月は49.2でしたが、2月は49.1がコンセンサスとなっています。
もっとも、このコンセンサスは好調な春節消費の影響が反映されていないとみられるので、実際の市場参加者の総意は1月よりも少し高いところにあるのではないかとみています。
ですから、49.4あたりを超える水準で出てこないとサプライズにはならないのではないかとみています。
貿易統計の発表は7日、物価統計は9日となります。
気になるのは不動産販売、不動産投資ですが、それらの統計(1,2月合計)が発表されるのは18日となります。
この間に、両会開催中に実施される幹部たちの発言内容(政策情報)も株価に影響を与える要因の一つとなります。
今後イベントが目白押しとなり、その結果を市場が一喜一憂し、一つずつ消化することで、相場は推移していくことになるでしょう。
セクター別では工作機械が買われています。
無錫華東重型機械(002685)、匯洲智能技術集団(002122)、浙江日発精密機械(002520)などがストップ高まで買われています。
中央財経委員会第四次会議が23日開かれ、大規模な設備更新、消費材の買い替え政策について話し合われました。
自動車、家電など伝統的な消費財に加え、工作機械、ボイラー、塗装吹付機械などの資本財も対象となる規模の大きな消費活性化策となりそうです。
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