21日のハンセン指数は1.57%高、不動産が買われる!!
週末のドル円レートを当てて10万円をゲットしよう!
中国株投資家のみなさん、こんにちは。
21日(水)のハンセン指数は安寄り後、上昇に転じると、前場は強い動きとなりました。
ただ、後場に入ると利益確定売りに押され、終値は1.57%高の1万6503.10ポイントで引けました。
21日(水)の中国企業指数は2.24%高で引けました。
参考として、2023年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
中国人民銀行は20日、1年物の最優遇貸出金利(LPR)については3.45%に据え置いたものの、5年以上については0.25BP引き下げて3.95%にすると発表しました。
18日の段階で、リバースレポ取引や、中期貸出制度などに基づく銀行への資金供給が行われたのですが、ネットで10億元ほどの資金供給があったものの、金利については据え置かれていました。
LPRはこうしたオペレーションに連動して決まるので、短期の金利については、引き下げがないことはわかっていたのですが、長期についても、預金準備率の引き下げが5日から実施されているだけに、変更なしと考える市場関係者も多かったとみられます。
それが0.25BPではありますが、引き下げが行われたということで、これが好材料として意識されたとみられます。
長期ですので、消費者サイドからいえば住宅ローン金利に直結します。
つまり、不動産需要を刺激するための政策だということです。
もう一つ好材料がありました。 ロイターは20日“中国ETFを提供するクレーンシェアーズのジョナサン・クレーン最高経営責任者(CEO)は「久しく見たことがないバリュエーションで中国株を購入できる一世一代のチャンスかもしれない」と指摘した”などと伝えており、これが本土市場にも広く伝わりました。
中国株全体が割安だという話なので、香港市場に対してもポジティブサプライズになったとみています。
セクター別では不動産関連が買われています。
世茂集団(00813)が10.42%高、龍湖集団(00960)が9.49%高、緑城中国(03900)が5.88%高と大きく買われています。
5年以上のLPR引き下げが引き続き材料視されました。
また、各地域で不動産融資協調メカニズムが順調に実施されているといった情報が散見されており、業績急回復期待が高まっています。
また、半導体関連が買われています。
SMIC(00981)が4.88%高、華虹半導体(01347)が2.02%高となりました。
サムスン電子、SKハイニックス、マイクロンは1月、メモリーの出荷価格を軒並み引き上げており、新エネルギー自動車、AI向けなどに半導体需要が高まっているとの見方が強まっています。
お知らせです!!
2月22日木曜日、第36回「酒匂×川口のゴールデンアワー」にゲスト出演します。
中国経済の見通しなどがテーマとなります。
無料ですし、視聴者の皆様には抽選でプレゼントがあるので、お時間のある方は是非ともご視聴いただけると幸いです!!
週末のドル円レートを当てて10万円をゲットしよう!