19日の上海総合指数は1.56%高、休場明けも上昇続く!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
19日(月)の上海総合指数は高寄り後、一旦利益確定売りに押される局面となったのですが、それを吸収し上昇、終値は1.56%高の2702.19ポイントで引けました。
セクター別では、教育、AI関連、通信、不動産サービスなどが買われました。
一方、証券などが売られました。
19日(月)の創業板指数は1.13%高となりました。
19日(月)の上海50指数は0.81%高となりました。
本土市場は19日、6営業日に渡る長い春節休場が明け、取引が再開されました。
売買代金は9572億8700万元と活況の目安となる1兆元にわずかに達しませんでした。
休場直前の8日は1兆174億6300万元あり、19日の売買代金は少し減っています。
海外投資家の動向ですが、ストックコネクトを通じた売買は▲63億7200万元の流出となっており、内外投資家のマインドには温度差があるようです。
証券日報は18日、都市部不動産融資協調メカニズムの実施状況について、6大国有銀行や主要な都市型商業銀行などにヒアリングした結果を記事にしていますが、融資は順調に進んでいるようです。
工商銀行では2月8日時点で、すでに2000余りのプロジェクトを審査に回しており、率先して貸出を実行しているそうで、記者がこれまでに集計したところによれば、国有銀行全体で8200以上のプロジェクトについて審査を開始しているようです。
1、2月の不動産投資は大きく回復する可能性がありそうです。
また、交通運輸部によれば、2024年の春節期間中(2月16日までの22日間)の全社会における地域を超えた人の移動量は3億846万人・回で2023年の春節と比べ34%増えています。
また、灯搭専業版によれば春節期間中(2月10日~17日)の映画チケット売上高は80億5300万元で過去最高であった2021年春節を超えています。
旅行消費についても好調だったとみられます。
たとえば、海南島では帰りのチケットが取れずに休暇を過ぎても現地を離れることができない旅行客が多数出たようです。
家族五人で帰りのチケットをとろうとすれば小型乗用車が1台買えるほどの値段になると嘆いている様子などがSNSを通じて紹介されています。
中国人民銀行は9日、1月の金融統計を発表していますが、人民元貸出増加額は4兆9200億元で前年同月と比べて162億元増えており、市場予想を大きく超えています。
政策期待、春節消費の好調に加え、金融統計のサプライズも19日の相場上昇の要因の一つとなっています。
上昇したセクターではAI関連が目立ちました。
OpenAIが「Sora」というText-To-Videoモデルを公開したのですが、動画の長さ、質の面で他社製品を圧倒しています。
グローバルでAI開発競争が急速に進むといった見通しから、関連銘柄が買われました。
また、教育関連では先週のブログでも紹介したように、政策面でポジティブサプライズがありました。
一方、証券が売られています。
2月に入り、中山証券、申万宏源、平安証券、招商証券、長城証券の5社の従業員について違法行為があったとして当局から罰せられています。
証券会社への監督管理強化が悪材料となりました。
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