4日のハンセン指数は0.003%安、下げ止まる!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
4日(木)のハンセン指数はわずかに高寄りしたのですが、売りに押され下落、一時は0.78%安まで下げたのですが下値は堅く、後場に入ると切り返し、終値は前日終値をわずかに下回る1万6645.98ポイントで引けました。
4日(木)の中国企業指数は0.36%高で引けました。
参考として、2023年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
2日のブログで紹介したように、12月の官製・製造業PMIは市場予想を大きく下回る結果となりました。
どうやら12月の経済統計もどちらかといえば“予想下振れ”を警戒した方が良いような状況です。
一方、1月に入り新たな会計年度となったことで、政府投資は出やすい状況であり、政策期待はあります。
足元の景気の悪さと政策への期待が交錯、微妙な釣り合いの下でハンセン指数は底割れを免れ、かろうじて自律反発継続の期待をのぞかせるような展開となっています。
セクター別では、海運が買われています。
海豊国際(01308)は5.11%高、中遠海運控股(01919)は4.15%高、東方海外(00316)は3.48%高でした。
イエメンの親イラン武装組織フーシは12月中旬以来、イスラエルへの攻撃目標の範囲を広げており、紅海においてイスラエルと関連のある船舶への攻撃を続けています。
1月2日、コンテナ船運航の大手であるAPモラー・マースクは「紅海、アデン湾を通過するすべての航行を停止する。運航再開の時期については改めて通知する」と宣言しています。
2日のブログでも紹介したようにA株市場においても海運セクターは買われており、年が明け海運輸送費の上昇懸念がさらに高まっています。
また、石油関連も買われています。
CNOOC(00883)は2.77%高、ペトロチャイナ(00857)は2.68%高となりました。
石油輸出国機構(OPEC)はホームページ上で、「OPECプラスは団結し、十分に力を結集し、市場を安定させることに同意した」と発表したことや、国内のガソリン、ディーゼル油価格について、国家発展改革委員会が最近の国際市場の原油価格の変動状況から現行の価格形成メカニズムに基づいて1月3日24時以降、値上げすると発表したことなどが材料視されました。
個別銘柄では、新東方教育科技(09901)が5.87%上昇しています。
教育部は1月3日、農林牧漁、土木建築、医薬衛生、財経商貿、文化技術など1300以上あるといわれる職業教育課程の中から1000程度を選び、国家がオンラインによる課程として選定し、職業教育のレベルアップを図る通知を発布しています。
国務院が2017年に学校・学習塾などを経営する民営企業に対して、義務教育事業への参入を制限し始めて以来、教育関連企業は事業転換を余儀なくされたのですが、その多くが職業教育に力を入れています。
中でも最も成功しているのが新東方教育科技であり、株価は2022年6月以来、緩やかな上昇トレンドが出ています。
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