28日のハンセン指数は2.52%高、反発!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
28日(木)のハンセン指数は高寄り後上昇、終値は2.52%高の1万7043.53ポイントで引けました。
28日(木)の中国企業指数は2.87%高で引けました。
参考として、2023年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
NYダウは、インフレが落ち着き、来年には利下げ転換するといった見方が強まり、10月27日をボトムにしっかりとした上昇トレンドが出ています。
12月27日は過去最高値を更新しています。
一方、ハンセン指数は中国景気の回復の遅れ、不動産部門の不振、米国による中国半導体産業に対する規制強化の動きなどから11月中旬以降、下げトレンドとなりました。
しかし、12月中旬以降、悪材料が一旦織り込まれ、テクニカルに下値が堅そうになってきたこと、出遅れ感が強まったことなどから、年末も押し迫った28日は急反発となりました。
28日の上海総合指数は1.38%高、創業板指数は3.85%高と本土市場も大きく上昇しています。
年末が近づき、来年の景気回復が意識されたこと、足元で値ごろ感が出てきたこと、ファンドを通じた資金流入が起きているとみられることなどから、本土株は買われており、そうした動きが香港市場を刺激したのではないかとみています。
セクター別では、香港ハイテクセクターのコアとなる銘柄に資金が流入しています。
美団(03690)は5.17%高、JDドットコム(09618)は5.04%高、快手科技(01024)は3.86%高と買われています。
また、これまで売り込まれていた不動産セクターに買戻しの動きがみられ、龍光集団(03380)は8.77%高、旭輝控股(00884)は8.05%高、緑城中国(03900)は7.23%高、碧桂園(02007)は6.94%高、龍湖集団(00960)は5.96%高と買われています。
そのほか、新型車を発表した吉利汽車(00175)が6.69%高と買われています。
上海機場、北京首都国際機場(00694)と免税店業務で提携関係を結んでいる中国旅遊集団中免(01880)ですが、新たに一部内容が補充されたことで、11.05%高となりました。
何か材料があって買われたというよりも、投資家のリスクテイクから手掛かり材料のあったセクターに資金が流入したといった感じの相場でした。
年明けに政策面での手掛かり材料が出てくれば、資金流入はありそうですが、大きな上昇トレンドが形成されるには、景気、企業業績の回復を確認できるデータの出現が不可欠でしょう。
今回で本年のブログは最後となります。
ご愛読ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。
29日(金)が今年最後の取引となり、年明けは、本土、香港とも2日(火)から取引が始まります。
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