25日の上海総合指数は0.14%高、小動き!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
25日(月)の上海総合指数は安寄り後、終日狭いレンジでの値動きとなりました。
大引けにかけて買いが入ったことで、終値は前営業日比プラスを回復、0.14%高の2918.81ポイントで引けました。
セクター別では、MR(複合現実)関連、超伝導、自動車部品などが買われました。
一方、ゲーム・メディア関連、不動産、ホテルレストラン、レジャー施設・旅行、小売などが売られました。
25日(月)の創業板指数は0.31%高となりました。
25日(月)の上海50指数は0.11%高となりました。
上海総合指数は21日(木)場中で2022年4月27日以来となる安値2882.02ポイントを付けました。
その後はどうにか下げ止まっているといった状況です。
22日(金)昼、気になる政策が打ち出されました。
国家新聞出版署が「オンラインゲーム管理弁法」の草案を発表しました。
草案には、初めての課金、連続課金などを誘導するような行為を禁止したり、すべてのユーザーに対して課金上限を設定させたりといった内容が含まれています。
2024年1月22日までEメールでの一般公衆からの意見を受け付けるそうです。
それらの意見を十分考慮した上で“弁法”は完成するのですが、その骨格までが変わることはまず、ありません。
25日の関連銘柄の値動きを示しておくと、三七互娯網絡科技集団(002555)は7.87%安、上海姚記科技(002605)は7.63%安となりました。
いずれも、マーケットに情報が流れた直後の22日後場寄り後にはストップ安まで売り込まれています。
当局はオンラインゲーム産業が健康的な発展を遂げるための弁法であると強調しています。
若者が理性を失い、中毒のようにゲームばかりしている状況は決して褒められたものではありません。
しかし、ユーザーに習慣性を付けさせることでゲーム収入は拡大します。
国家が人民のあるべき姿を強要すればするほど、供給サイドのアニマルスピリット、イノベーション力が低下するのではないかと少し心配になります。
ただ、先週末からの上海総合指数の動きをみる限り、今のところ、その影響は、関連セクターの範囲内に収まっている感じです。
景気対策への期待は依然として高いのでしょうが、一方で、不動産、消費といったところが売られており、景気への不安も根強いようです。
買われたセクターで目立ったのは、MR(複合現実)関連です。
湖北五方光電(002962)、蘇州安潔科技(002635)、中光学集団(002189)などがストップ高まで買われています。
メタの最高技術責任者であるアンドリュー・ボスワースが先日訪中した際、2024年にはMeta初の本格的なVR/ARグラス「Orion」を発表できるだろうと話したことが材料視されたようです。
これから年末に向けて投資家の売買意欲が落ちやすいだけに、本格的な回復は来年以降、状況次第では春節明け2月19日(月)以降となりそうです。
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