7日のハンセン指数は0.71%安、安値更新後は下げ止まる!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
7日(木)のハンセン指数は安寄り後、売りに押され、一旦昨年11月10日以来の安値を付けました。
その後はやや値を戻し、終値は0.71%安の1万6345.89ポイントで引けました。
7日(木)の中国企業指数は0.85%安で引けました。
参考として、2023年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
香港ハンセン指数は7日、場中で昨年11月10日以来となる安値を記録しています。
その後は買い戻されていますが、香港市場の売買代金は890億3000万香港ドルで、前日よりも▲98億3000万香港ドルほど減少しています。
この下髭でリバウンドを期待するのはまだ早いかもしれません。
先週木曜日のブログで紹介したように、足元の景況感は悪化していますが、さらにその上に、景気面での悪材料が加わりました。
格付け会社ムーディーズは5日、中国の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げています。
中国当局は今後、地方政府、国有企業に対する資金支援を迫られるとみています。
そのほか、中長期的な成長率の鈍化や、不動産不況に対するリスクも引き下げの要因となっています。
これが主要投資家である欧米機関投資家の中国株に対するウェイトを引き下げる動きにつながっているのではないかとみています。
ただ、景気に関しては、11月の貿易統計が7日現地時間11:00に発表されており、これはどちらかといえばポジティブな結果となりました。
輸入(ドルベース)は▲0.6%減と、10月の3.0%増よりも悪化しましたが、輸出(ドルベース)は0.5%増で、今年4月以来のプラスの伸びとなりました。
9日(土)には物価統計、15日(金)には経済統計が発表されます。
11月の製造業PMIの結果を見る限りでは、あまり大きな期待は持てそうにはありませんが、不動産関連の指標で改善がみられるのであれば、それがきっかけで地合いは好転するかもしれません。
足元では政策、特に、来年の経済運営方針を決める中央経済工作会議に投資家の注目は集まっています。
セクター別では、原油価格の下落から石油関連が下げています。
CNOOC(00883)が2.66%安、昆侖能源(00135)が2.54%安、ペトロチャイナ(00857)が2.21%安となりました。
個別銘柄では、太陽電池の価格が底割れ状態で、サプライチェーンの一部で価格下落が厳しいとの見方から、信義光能(00968)が4.57%安と売られています。
一方、アップル関連の瑞声科技(02018)が2.92%高となりました。
本土アナリストによれば、iPhone16ではiPhone15よりも性能が良くて単価の高いマイクロフォンが採用されると分析しており、関連銘柄が買われています。
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