13日の上海総合指数は0.25%高、高値圏でのもみ合い!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
13日(月)の上海総合指数はわずかに高寄り後、終日、狭いレンジでの値動きとなりました。
終値は0.25%高の3046.53ポイントで引けました。
セクター別では、国防軍事、華為技術関連などの電子部品・ソフトウエア開発、通信設備、鉄鋼などが買われました。
一方、バイオ・医薬などが売られました。
13日(月)の創業板指数は0.20%高となりました。
13日(月)の上海50指数は0.27%安となりました。
ここ1週間の上海総合指数の動きをみると、高値圏でのもみ合いが続いています。
これまで発表された10月の経済統計は、製造業PMIにしても、貿易、物価にしても、やや弱含みといった状況です。
景気の回復力が鈍いということは当然悪材料ではありますが、一面で政策に対する期待度が高まるといったプラスの面もあります。
また、景気の弱さは今に始まったことではありません。
今年の5月(データは4月)以来のことなので、織り込み済みといった部分も大きいと思います。
特別国債の増発が発表されていますが、その効果も期待されます。
米中関係では、APEC会議を利用して習近平国家主席とバイデン大統領が15日、サンフランシスコで会談を行う予定です。
習近平国家主席のアメリカ訪問はトランプ政権時代の2017年4月以来で14~17日までの日程となっています。
アメリカ側の半導体を巡る輸出規制や、中国側のレアアース輸出規制などの問題で緩和につながるポジティブサプライズがあれば、投資家の中国株に対するマインドは大きく改善しそうです。
ただ、足元の香港ストックコネクトを通じた海外からの資金移動状況をみると、7日以降、5日連続で流出となっています。
上海50指数の値動きは創業板指数と比べて弱く、海外投資家や本土系機関投資家のマインドは回復しているというわけではありません。
個別セクターでは、華為技術関連の電子部品メーカーやソフトウエア開発などが上昇しています。
福州達華智能科技(002512)、江蘇伝智播客教育科技(003032)、四川久遠銀海軟件(002777)などがストップ高まで買われています。
毎日経済新聞(11/11)によれば、多くのインターネット系企業が華為技術のOSである“ハーモニー”システムの開発要員として、積極的な求人を進めているそうです。
たとえば、美団(03690)では、月収4万元~6万元の間で開発人材の募集をかけています。
現在、アンドロイドとハーモニーの間では互換性はなくなっており、ユーザーはどちらかのシステムを選ぶ必要が出てきているのですが、美団のようにハーモニーを選択する中国企業は多いという話です。
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