6日の上海総合指数は0.91%高、証券が大きく買われるなど地合い好転!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
6日(月)の上海総合指数は高寄り後、売り買い交錯、終値は0.91%高の3058.41ポイントで引けました。
セクター別では、証券、メディア、コンシューマーエレクトロニクス、通信設備などが買われました。
一方、石油、石炭の一角などが売られました。
6日(月)の創業板指数は3.26%高となりました。
6日(月)の上海50指数は0.81%高となりました。
先週もお伝えしましたが、ファンドによる買い支えなど需給面での政策が効いていて、上海総合指数は戻り歩調となっています。
売買代金をみると、両市場合計で、1兆641億8800万元となり、相場活況の目安となる1兆元を超えています。
ストックコネクトを通じた海外勢の売買動向についてですが、6日は両市場合計で52億7300万元の買い越しでした。
これは3営業日連続の買い越しで、外国人投資家の買い意欲も高まっています。
個別セクターでは証券が買われています。
太平洋証券(601099)、方正証券(601901)、広東錦龍発展(000712)、国聯証券(601456)などがストップ高まで買われています。
中央金融工作会議が10月30、31日の日程で開かれました。
これは、ほぼ5年に1度開かれる会議で、中国の金融市場における発展の大方針が示される重要な会議です。
今までの方針との連続性があるので、目新しい話はなかったのですが、資本市場の活性化について、一流の投資銀行を育てるなど、積極的な論調が見られました。
中国の証券業界は証券会社の数が多すぎるといった問題があり、共産党は今後、大手に中小を合併吸収させることで、規模を拡大させ、欧米の巨大投資銀行に対抗させようとしているのではないかといった見方があります。
ちなみに、この中央金融工作会議の開催は、資本市場の発展を促すといった点に注目すれば、投資家心理の改善につながっていると思います。
それが足元でのA株市場全体のリバウンドの一つの原動力になっているとみています。
メディア関連が買われています。
深セン市天威視訊(002238)、名臣健康用品(002919)、三七互娯網絡科技集団(002555)、掌閲科技(603533)などがストップ高まで買われています。
中国では1分程度のショートドラマの配信アプリが流行しています。
ストリーミングプラットフォーム配信アプリである「Reel Short」が欧米市場で高く評価されています。
新しいサービス、プラットフォームのブーム化でメディア関連が投資家の注目を集めています。
一方、国際市場で原油価格が落ち着いてきたことから、石油、石炭などのセクターが軟調でした。
業績の回復が遅れる中、当局は需給に働きかける形で市場の安定化を図っています。
当局の本気度が強まるにつれて、下値不安は薄らいでいます。
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