12日のハンセン指数は1.93%高、6連騰、出来高を伴って上昇!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
12日(木)のハンセン指数は寄り付きから大きく買われた後は、終日狭いレンジでの売り買い交錯となりました。
終値は1.93%高の1万8238.21ポイントで引けました。
12日(木)の中国企業指数は2.19%高で引けました。
参考として、2023年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
NYダウは長期金利が一旦ピークアウトしたことで、10月6日を底ボトムに戻り歩調となっています。
グローバル投資家のリスク許容度の高まりが香港市場の買戻しにつながっているとみられます。
本土市場に関する話ですが、11日大引け後、4大国有商業銀行がそろって大株主の持ち株比率変動の公告を出しています。
それにより、国家ファンド(Sovereign Wealth Funds)である中央匯金投資有限責任公司が4行のA株持ち株比率を増やしたことがわかりました。
中国工商銀行では2761万2000株を買い増し、持ち株比率は34.72%、中国建設銀行では1838万株買い増し、57.12%、中国農業銀行では3727万2200株買い増し、40.04%、中国銀行では2488万7900株買い増し、64.03%となりました。
いずれも0.01%ほど持ち株比率を上昇させています。
中央匯金投資有限責任公司は11月11日からおよそ6か月の間、セカンダリー市場において、自らの名義で買い増しを続けると宣言しています。
国家隊が投資家にわかる形で市場を代表する大型銘柄を買っていることを示し、今後も買うと宣言しているわけですから、本土A株が上がらないわけがありません。
本土市場で株式市場安定化政策が行われ、その結果株価が上昇しているということですが、香港市場の主要投資家である欧米機関投資家がこの話をどのように評価しているのかわかりにくい部分もありますが、とにかく当局が株式市場でも、経済でも、一生懸命支えようとしているなら中国株は買いだと考える投資家も相当数いるだろうと思います。
セクター別では銀行株が買われています。
理由は上述の通りで、中国建設銀行(00939)が5.63%高、中国工商銀行(01398)が4.81%高、中国農業銀行(01288)が4.51%高、中国銀行(03988)が4.01%高と買われています。
その他の本土系銀行も、そろって買われています。
また、自動車関連が買われています。
各社9月の新車販売台数を発表しているのですが、総じて高い伸びを記録しています。
たとえば長城汽車(02333)では、9月までの累計の新車販売台数は7.7%増ですが、9月は29.9%増と大きく伸びています。
株価は8.11%上昇しています。
そのほか、北京汽車(01958)が5.13%高、吉利汽車(00175)が3.85%高、BYD(01211)が3.07%高と買われています。
原油価格の下落によって石油関係が売られたり、不動産関連の一部が軟調であったりと、全面高というわけではありませんが、出来高ははっきりと増えています。
景気回復、米中関係の好転なども織り込みつつあるのではないかとみています。
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