18日の上海総合指数は0.26%高、下げ渋る展開!!
週末のドル円レートを当てて10万円をゲットしよう!
中国株投資家の皆さん、こんにちは。
18日(月)の上海総合指数は安寄り後、前場の早い段階で一旦、先週末終値比プラス圏を回復したのですが、その後は上値の重い状態が続きました。
それでも大引けにかけて資金が流入、終値は先週末終値比0.26%高の3125.93ポイントで引けました。
セクター別では、ホテル・レストラン、レジャー施設・旅行、小売、自動車・部品などが買われました。
一方、半導体・部品、通信設備、貴金属などが売られました。
18日(月)の創業板指数は0.89%高となりました。
18日(月)の上海50指数は0.67%高となりました。
15日(金)現地時間10時に発表された8月の経済統計ですが、本土市場関係者の間ではコンセンサスを上振れしたといった評価がほとんどでした。
具体的にいえば、鉱工業生産は先月よりも0.8ポイント高い4.5%増で、コンセンサスを0.6ポイント上回りました。
小売売上高は先月よりも2.1ポイント高い4.6%増で、市場予想を1.5ポイント上回りました。
ただ、8月累計の固定資産投資は3.2%増で7月累計を▲0.2ポイント下回っています。
8月累計の全国不動産開発投資は▲8.8%減で7月累計を▲0.3ポイント下回っています。
特に、市場の注目度の高かった全国不動産開発投資について、減少率がさらに拡大した点について、海外の投資家を中心に悪材料視する向きもあります。
8月18日から9月15日までのストックコネクトを通じた海外勢の売買動向は、438億8200万元の資金流出で、過去最大クラスの流出となりました。
もっとも、9月15日には24憶6000万元の資金流出であったのが18日には50億8200万元の資金流入に変わっています。
全体としてみれば、8月の経済指標の発表を経て、海外投資家のマインドは回復に向かい始めた可能性があります。
政治的な要因としては、ブリンケン国務長官が韓正国家副主席と現地時間18日午後、ニューヨークで会談するといった発表があり、米中関係改善への期待もあるかもしれません。
政策発動を重視する本土セルサイドでは、当局はこれ以上の景気の悪化、株価下落は許容しないだろうとの予想から、下値は堅いといった見方が支配的です。
ファンド勢の売買は株価を支える方向でしたが、個人投資家については、その動向が反映されやすい創業板指数の動きなどから判断すれば弱気継続といった感じでしたが、18日の創業板指数は寄り付き直後に2020年4月以来の安値を付けた後買われており、先週末終値比0.89%高で引けています。
相場の反転上昇は近いかもしれません。
セクター別ではホテル・レストラン、レジャー施設・旅行、小売などが買われています。
華天酒店集団(000428)が3.90%高、中青旅控股(600138)が2.55%高となりました。
本土マスコミ情報によれば、9月15日現在、旅行予約サイトによる国慶節休暇期間における国内人気ホテルの予約件数は、2019年の同じ時期と比べ、514%増と急増しているそうです。
客単価の回復はまだ先だとみられますが、客数についてはすでに新型コロナ前の水準まで戻しているようです。
また、自動車関連が買われています。
自動運転システムなどの開発を華為技術と共同で進める安徽江淮汽車集団(600418)が9.36%高と大きく買われています。
週末のドル円レートを当てて10万円をゲットしよう!