5日の上海総合指数は0.07%高、小動き!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
5日(月)の上海総合指数はわずかに高寄り後、終日狭いレンジでのもみ合いとなりました。
終値は0.07%高の3232.44ポイントで引けました。
セクター別では、レジャー施設・旅行、教育、通信サービス、通信設備などが買われました。
一方、貴金属、飲料(白酒)、不動産サービスなどが売られました。
5日(月)の創業板指数は1.39%安となりました。
5日(月)の上海50指数は0.60%安となりました。
上海、深セン両市場の売買代金は8738億元で、先週末と比べ8%弱減少しています。
上海総合指数は上下に短いひげのある寄り引き同時線ですが、創業板指数は1.39%安で陰線をつけており、この先底割れが懸念されます。
地合いはどちらかといえば軟調です。
セクター別ではレジャー施設・旅行が買われています。
峨眉山旅遊(000888)がストップ高、長白山(603099)が7.36%高、九華旅行(603199)が5.74%高となりました。
5月31日の本土マスコミ報道によれば、トリップ・ドットコムの今年の夏の旅行予約件数は、1か月前時点の予約件数で比べると、昨年と比べ20倍強も増えているようです。
国際便も徐々に増えており、さらに夏のシーズンが終われば国慶節休暇が控えています。
新型コロナの再流行が気になるところですが、百度による新型コロナ検索指数は5月23日、健康問診指数は5月25日にピークをつけており、どうやら沈静に向かっているようです。
教育関連が買われています。
科徳教育(300192)が4.79%高、伝智教育(003032)が4.10%高、国新文化(600636)が3.88%高となりました。
教育部は5日、「基礎教育課程教学改革深化行動方案」を発表しており、それが材料視されました。
また、通信サービス、通信設備が買われています。
超訊通信(603322)、長江通信(600345)、銘普光磁(002902)などがストップ高となりました。
工業情報化部が主催する中国国際情報通信展覧会が4日開催され、金壮龍部長が講演したのですが、「工業情報化部は5G産業のバーチャル専用ネットワークを建設、5Gの応用技術に対する支援を深める」、「6G技術開発を全面的に推し進める」などと発言し、これが材料視されました。
景気見通しが相場の最大の焦点となっているのですが、レジャー施設・旅行が消費をけん引しそうな感じで、それなりに明るい材料が出てきました。
ですが、景気全体に与える影響という点では、どうしても不動産セクターの回復が不可欠です。
そうした観点からすれば、この日も下げている不動産関連ですが、このセクターの底打ちが待たれるところです。
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