1日のハンセン指数は0.10%安、後場から売られる!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
1日(木)のハンセン指数は安寄り後、上昇に転じたものの、上値は重く、後場に入ると戻り売り押される展開となりました。
終値は0.10%安の1万8216.91ポイントで引けました。
セクター別では金・貴金属、メディア娯楽、小売りなどが買われました。
一方、食品飲料、旅行・レジャー施設などが売られました。
1日(木)の中国企業指数は0.22%安で引けました。
参考として、2022年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
5月31日は1.94%安と大きく下げてはいますが、下髭が出ており、出来高は前日と比べ81%増と大きく増えました。
セリングクライマックスを期待したのですが、6月1日は、前場こそ上昇、上値を試す動きとなったのですが、5日移動平均線を上抜けすることができず、押し戻されています。
相場転換にはまだエネルギー不足のようです。
本土市場も軟調な相場が続いています。
両市場とも、中国経済の見通し悪化を懸念しての下げが続いています。
6月1日現地時間9:45に発表された財新による中国製造業PMIは50.9と前月を1.4ポイント上回り大きく上昇しています。
市場予想は前月と同じでしたから、予想を大きく上回る改善となりました。
生産が大きく伸びており、新規受注も50を超えています。
潜在需要が拡大、それが生産の伸びにつながっています。
ただ、財新の中国製造業PMIは官製PMIと比べ、カバレッジが格段に小さく、また、中小民営企業のウエイトが高いといった特徴があります。
5月31日現地時間9:30に発表された官製PMIは、前月と比べて0.4ポイント悪化し48.8でした。
新規受注、新規輸出受注も縮小(50割れ)、悪化(前月よりも低下)しており、生産も縮小、悪化しています。
特に厳しい細目指数は、主要原材料購買価格、工場出荷価格で、順に40.8(前月よりも5.6ポイント悪化)、41.6(3.3ポイント悪化)です。
仕入側、販売側ともに供給のだぶつきが気になります。
ゼロコロナ政策の廃止でリバウンドした景気ですが、早くも頭打ちになった感があります。
両価格指数や、生産者物価指数の改善が待たれるところです。
セクター別では、新型コロナ再流行懸念で旅行・レジャー施設が売られました。
一方、金先物価格が上昇したことで、関連銘柄が買われました。
また、メディア娯楽、小売りが上昇しています。
新事業としてライブコマースプラットフォームの運営を行う東方甄選(01797)が9.98%高、JDドットコム(09618)が3.26%高となりました。
JDドットコムは5月31日現地時間午後8:00より、毎年恒例の618(6月18日)セールを開始したのですが、開始早々美的、ハイアール、小米、格力、アップルなどのブランド製品の売上が1億元を突破するなど、例年と比べて好調な出足でした。
ちなみに、東方甄選(01797)はJDドットコムと提携関係にあり、それが材料視されたようです。
EC業者たちによるセールが起爆剤となり、小売りが回復するかどうかに注目です。
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