24日のハンセン指数は1.62%安、200日移動平均線割れ!!
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24日(木)のハンセン指数は大きく窓を開けて安寄りした後も戻らず、後場に入ると下げ幅を拡大、終値は1.62%安の1万9115.93ポイントで引けました。
全面安の展開となりました。
中でも旅行、消費関連、保険、自動車などが大きく売られています。
24日(木)の中国企業指数は1.90%安で引けました。
参考として、2022年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
内外いずれも、ネガティブな材料がありました。
まず、海外からですが、米国の債務上限引き上げの話し合いについて、議会での折り合いが付きません。
多くの投資家は内心では、これまでと同様、直前で決着が付くだろう“政治ショー”、あるいは投機筋の“売りあおり”と高を括っているのでしょうが、テールリスクの大きさはやはり不気味です。
NYダウはこの問題で3日続落していますが、こうしたグローバル投資家の弱気姿勢が香港市場にも影響しています。
本土要因では、新型コロナの感染拡大が懸念され始めました。
百度は、新型コロナに関するネット検索数に関する指数を発表しているのですが、それによると4月は安定して推移していたのですが、5月に入り、急に上昇し始めています。
5月1日は732万ポイントでしたがそこから急上昇し2280万ポイントに達しています。
昨年12月にゼロコロナ政策を廃止、直後から1月にかけて感染爆発が起きたのですが、その時、短期間で形成された集団免疫の効果が消え始め、再感染者が出始めているのではないかとみられます。
現在のところ、廃止直後の感染爆発の時よりも、重症化する患者は少ないとする医師たちの意見が散見されますが、それでも感染者の拡大は足元で戻り歩調である消費を再び冷やしかねません。
4月の月次経済データは生産、消費は拡大しているものの、比較対象となる前年同月の低さを考慮すると、力強さに欠けており、また、市場予想を下回っています。
固定資産投資、特に不動産投資は依然として減速が続いており、輸入、物価統計などを見る限りでは、需要不足、供給過剰が明らかです。
さらに、対外要因、つまり米金利上昇見通しからのドル高(人民元安)も加わり、24日の上海総合指数は1.28%下落、支持線を下割れしてしまいました。
これらの悪材料がハンセン指数に重くのしかかり、こちらも支持線として機能すると思われた200日移動平均線を割り込んでいます。
内外の悪材料がいつ解消されるのか、それとも時間をかけて消化されるのか。
先行きが気になります。
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