22日の上海総合指数は0.39%高、膠着状態が続く!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
22日(月)の上海総合指数は安寄り後、先週末終値比プラスに戻したものの上値は重く、終値は0.39%高の3296.47ポイントで引けました。
セクター別では、電力、流通、ホテル・レストランなどが買われました。
一方、教育、EC関連、不動産、通信設備などが売られました。
22日(月)の創業板指数は0.07%高となりました。
22日(月)の上海50指数は0.39%高となりました。
売買代金は両市場合わせて7954億元しかありません。
ここ1週間、売り方、買い方、微妙なバランスの上で、身動きの取れないような状況が続いています。
5月に入り、一連の政策発動から上昇トレンドの出ている電力セクターですが、22日も政策を好感、大きく買われています。
龍源電力(001289)、広西桂東電力(600310)をはじめ、9銘柄がストップ高となりました。
国家発展改革委員会は19日、「電力需要サイド管理弁法(意見徴収稿)」、「電力負荷管理弁法(意見徴収稿)」を発表しました。
電力負荷のフレキシブル調整、新型電力貯蔵、分布式電源、電気自動車、空調など需要サイドの要請に応えるべく、地方の電力ネットワークを支援し、配電ネットワークを拡大し、末端でのネットワークを発展させるなどとしています。
新型エネルギーシステムの建設計画を加速し、クリーンエネルギー、低炭素、エネルギー高効率利用を推し進め、経済社会の質の高い発展を支え、エネルギーの安全を確保するといった国家方針を推し進めるための一連の政策です。
流通セクターも買われています。
北京長久物流(603569)がストップ高、永泰運化工物流(001228)が6.31%高、中儲発展(600787)が4.66%高となりました。
そのほか、ホテル・レストランが買われています。
北京首旅酒店(600258)が5.39%高、上海錦江国際酒店(600754)が3.57%高となりました。
いずれも、これといった材料は見当たらないのですが、流通については、EC取引、冷蔵輸送の拡充など農産物の流通網を発展させたり、資源の再生利用を進めようとしたりする国家方針が示されています。
ホテル・レストランについては、ゼロコロナ政策の廃止によって足元の業績が改善、4月の中旬あたりまでは買われていたのですが、その後売られる展開が続いていました。
ただ、セクター指数をみる限り、ここ2週間ほどは値固めが進んでいました。
全体相場が停滞する中で、物色対象として意識されたのではないかと思います。
本土市場は、景気回復を示すデータ待ちといった状況です。
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