18日のハンセン指数は0.85%高、様子見の展開!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
18日(木)のハンセン指数は高寄りしたものの上値は重く、終値は0.85%高の1万9727.25ポイントで引けました。
セクター別では石油・天然ガス、保険、半導体などが買われました。
一方、小売り、不動産などが売られました。
18日(木)の中国企業指数は1.19%高で引けました。
参考として、2022年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
先週と相場付きは変わりません。
ハンセン指数は狭まってきた5日、25日、75日、200日移動平均線で囲まれた内側の領域を漂っています。
米国の債務上限引き上げの話し合いについて、議会での折り合いがつかないことで、NYダウは持ち合い圏での値動きとなっていますが、そうした地合いをハンセン指数も引きずっています。
ほとんどの投資家は、米国債がデフォルトするようなことはないと予想しているでしょう。
このタイミングでこの材料を以て、売りに向かう投資家は少ないでしょうが、一方で、もしデフォルトしてしまった場合、国際市場に与える影響は予想がつきません。
テールリスクを意識すれば、買い向かう投資家も少ないでしょう。
さらに、中国の4月の経済統計がいずれも予想を下回る結果に終わったことで、期待の買い材料も不発です。
結局、様子見の展開が続いています。
ハンセン指数は戻してはいるのですが、あや戻しの範疇です。
値動きのあったセクターをみても、目新しい材料で動いているわけではありません。
石油・天然ガス関連セクターが上昇しています。
シノペック(00386)が3.55%高、ペトロチャイナ(00857)が3.37%高、中海油田服務(02883)が2.22%高となりました。
原油先物価格の上昇が材料視されました。
保険セクターが上昇しています。
中国人寿保険(02628)が3.59%高、中国人民財産保険(02328)が2.24%高、中国平安保険(02318)が2.18%高となりました。
目新し材料は見当たりません。
5月中旬以降、セクター全体で利益確定売りが出ていたのですが、業績回復期待は根強く、値ごろ感から買いが入ったのではないかとみています。
そのほか、半導体関連セクターが買われています。
華虹半導体(01347)が7.21%高、SMIC(00981)が2.94%高となりました。
華虹半導体は17日大引け後、上海証券取引所科創板への上場が認可されたと発表しました。
資金調達額は最大で180億元程度になるとみられます。
半導体産業全体への成長期待で関連銘柄が買われています。
中国株市場は景気回復を示すデータ待ちの状況です。
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